最初は Windows の Radika というアプリケーションで録音していましたが、「らじる★らじる」のストリームを直接ファイルに落とすシェル・スクリプトを公開されている方がいらっしゃって、いまはそれを改変して Ubuntu で録音しています。ネットの環境が悪いとは思えないのですが、よく録音に失敗するので、1日に4回かな、録音しています。うまく録音できているのがあれば、他のは捨てるという感じです。
でも前後に不要な部分が必ず付きます。これを削除するのにまたスクリプトを書き、という感じで、録音することが目的になってしまって、肝心の英語の方はほぼ手付かずの状態です((泣))。
■ NHKは利用者より収入源を守りたいのか?
で、実はNHKが公式サイトで1週間分の放送を公開していて、以前はそれをローカルに落とす Android のアプリなんかもあったのですが、NHK出版の金もうけの障害になると判断したのか、そういう自動処理でのダウンロードができない仕組みを作ってしまいました。いったいNHKは誰のためにネットワーク上のサービスを展開しているんでしょう。本当に不可解な放送局です。
「まとめてダウンロード」のリンクくらい作ってくれてもいいのに。
で、ネット上には、現在のこの状況でも語学講座のストリーミングをローカルに保存する術を提供してくださる方が複数いらっしゃいます。
そのうちの1つが、Qt で動くGUIのアプリ「StreamCapture」です。Ubuntu 版のほか Windows 版、 Mac OS 版があります。こないだ発売になった「日経Linux」に触れられていました。よろこび勇んでググってダウンロード。起動してみました。
http://sourceforge.jp/projects/capturestream/
ところがです。Ubuntu 12.04 で動作確認をしている、と書いてあるのですが、わが家の 12.04 ではエラー発生して実行できません。
> error while loading shared libraries: libaudio.so.2(以下略)
普段、動かしているこのマシンはネットラジオ録音専用機。 Compaq CQ1120JP という AMD の省電力機で「AMD Fusion APU E-450」を搭載。Ubuntu 12.04 は64bit版を入れてます。ちなみに、さくらのVPSで動かしている 12.04 server editon (64bit) でもやはり動いてくれません。
64bit 版だからあかんのでしょうかね?
ところが、ふと DELL XPS13 の Windows7 Pro 上の VirtualBox で動かしている 12.04 の 32bit 版で試してみたら、特に手を煩わされることもなくちゃんと動きました。
まぁ、滅多に起動しない仮想マシンに頼るわけにもいきません。ダメ元で 64bit 版 Ubuntu で Windows 版を Wine で動かしてみたら…これがちゃんと動くんですね。厳密にはちゃんとでなく、日本語フォントの表示が縦圧縮になっていておかしいんですけど、ダウンロードするという目的は、きちんと達成できています。
しょうがないから Windows 版にしときますけど…そういうところが Linux の限界なのかなって、ふと思ったりします。Wine 頼みという逃げ道は貴重です。
32bit 版の Ubuntu 12.04 で動かしたところ。 |
Wineで動かしたところ。日本語フォントが縦長だけど、ちゃんとダウンロードができてます。 |
追記:
試しに 32bit 環境から libaudio.so.2(実際にはリンク)と(その実体と思われる)libaudio.so.2.4をコピーしたら、窓は表示されました。ただ、実際のダウンロードには失敗。まだ何かライブラリを足してやればいいんだろうけど。まぁ、Wineで当分は乗りきるか。エラーの中身はどうやったら分かるんでしょうかね…ターミナルには何も出てこないし。
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(Sep.30, 2013)
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