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2016/09/05

docomo版 Xperia のテザリングを MVNO で有効にする手順をあらためて

docomo 版の Xperia Z2(SO-03F)を MVNO で使うときにテザリングできるように、root を取らずに、Windows10 環境のPCを使って設定変更する手順についてまとめました。出先でテザリングをやろうとしたんだけど、例のエラーが出て失敗。過日Androidのアップデートを適用した時に設定がリセットされてしまったんだと思います。

まぁ、自分の端末を再設定するだけなら、自宅PCでやればいいだけだから話は簡単だったのですが。今回あらためてイチから手順をたどったのは、遠くの知人に教えなければならなくなったからです。

〜〜〜〜〜〜〜〜

今回参考にさせていただいたのは、次の先人の知恵です。

■非rootなドコモ端末をMVNO SIMでテザリングを可能にする方法
http://xperia-freaks.org/2015/03/21/docomo-tethering/

■Xperiaカスタム用のパソコン環境構築手順
http://xinroom.net/mobile/xperia-environment/

本当にありがとうございます。

ここから自分に必要な(というか、最低限必要な)手順を抜き出し、列挙しています。俺環は Gateway の Win8 から Win10 にアップグレードしたPCです。

〜〜〜〜〜〜〜〜

(1) Xperia のドライバを入れる

SONY PC Companion 改め Xperia Companion (XC)を入れるとUSBドライバがインストールされるはず。ただ「ドライバのインストール」ということでいえば、いくつかの方法があるわけです。

* XCはXperia本体に入ってるみたい

「Xperia接続設定」→「USB接続設定」。一番下にある。これでXCをインストール。試してないけど、これはまだ PC Companion という名前かもしれない。

* XCをソニーモバイル公式からDLして入れる
http://www.sonymobile.co.jp/support/software/xperia-companion/

* Xperia Z2 のドライバを公式からDLして入れる
http://developer.sonymobile.com/downloads/drivers/xperia-z2-driver/


(2)ADB をインストール

adb コマンドを実行できるように環境整備。これを使って、諸々の設定を変更することになる。adbとは Android Debug Bridgeの頭文字に由来。実行はコマンドラインシェル(cmd.exe、いわゆるDOS窓)で行う。

今回の用件は、ADB のミニマムバージョンでこと足りる。先人の指し示す通り、次のURLのものを入れてうまくいきました。

■[TOOL]Minimal ADB and Fastboot [4-27-16]
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2317790

ここのページの真ん中あたりにある「For 32-bit and 64-bit Windows Operating Systems:」というところの「Download Version 1.4 Here」をクリック。

さらに「START DOWNLOAD」をクリック。8秒待って primary download か alt download mirror の中から選ぶ。primary でいいでしょう。数秒でDLは完了します。念のため、チェックした範囲では特に問題はありませんでした。でもいつもながらこういうののDLは不安ですよね…。

で、この実行形式を実行。ダイアログでは「C:\Program Files (x86)\Minimal ADB and Fastboot」が初期値で出てるので、俺はそのままインストール。

ダイアログの初期オプションを変えなければ、ここでDOS窓が開きます。プロンプトのところに上記パスが表示されているはずでして、ここで dir コマンドを実行し「adb.exe」があることを確認できます。これが、設定変更で使う「adb」コマンドの実体です。ちなみに adb を実行すると、膨大なオプションがじゃーっと表示されるはず。

と、ここまでで adb コマンドを実行できるようになったはずなので、DOS窓を閉じなければ、次のステップ(3)は飛ばして(4)に飛んで構いません。


(3) ADB のフォルダでDOS窓を開く

俺はここで念のため(というよりも adb が端末を認識できないトラブルがあったために)PCを再起動したので、DOS窓を開くというこの手順が必要でした。

普通にインストールしていれば、デスクトップに Minimal ADB and Fastboot のアイコンがあるはずなので、それをクリック。アイコンがなければ以下の①~④を。

①  Explorer で「C:\Program Files (x86)\Minimal ADB and Fastboot」を表示
② フォルダの中で SHIFT を押しながら右クリック
③ 「コマンドウィンドウをここで開く」を選択
④ DOS窓が開く

面倒でなければ普通に手入力で CD (change directory) しても当然いけます。


(4)xperia を接続する準備をする

① 設定→開発者向けオプションを表示
② 表示されない時は設定→端末情報→ビルド番号を7回連打
③ 開発者向けオプションでUSBデバッグを有効に
④ USBデバッグを有効にしますか→OK


(5) xperia をPCにUSB接続する

実はこの辺の手順と結果が本当にこうなるのか、いまいち自信がないのですが…

① USB接続するとパンパラポンと音がしてPCにつながる
② Z2側でUSBデバッグ接続を認めるようOKを求められる

 | USBデバッグを許可しますか?
 | 
 | このパソコンのRSAキーのフィンガ
 | ープリント:
 | 
 | 01:23:45:67:89:AB:CD:EF:
 | 12:34:56:78:9A:BC:DE:F0
 | 
 | □このパソコンからのUSBデバッグを常
 |  に許可する

これをOKする。「常に許可する」かどうかは任意だと思います。


(6) いよいよコマンド実行

DOS窓に入力するのは次の3行分。「3行」でなく「3行」と書いたのは、単純にDOS窓のプロンプトに入れるのは最初の1行だけで、あとの2行は adb のプロンプトに入力することになるからなのです。

adb shell
settings put global tether_dun_required 0
exit

具体的には次のような経過をたどります。

 | C:\Program Files (x86)\Minimal ADB and Fastboot>

のところに次のように入力。

adb shell

すると次のように表示される(はず)。

 | * daemon not running. starting it now on port 5037 *
 | * daemon started successfully *

その次の行に次の表示が出れば先にすすめる。

 | shell@SO-03F:/ $

ダメなら「デバイスが見つからない」と言われる。

 | error: no devices/emulators found

その時はここまでの手順を見直す。一番怪しいのはUSBデバッグがうまく許可されていない。あるいはドライバが正常にインストールされていないかも。

実は俺、このメッセージが出てしまい、しばらくうろうろしました。手前の方にドライバのインストールについてゴジョゴジョ書いているのは、そのせいです。Xperia Companion をインストールする時に、ドライバをインストール中というダイアログが諸々の窓の下にあったのですが、その実行が完了する前に Xperia Companion を閉じてしまい、これが多分いけなかったのではないかと想像しています。

で、Xperia Companion も再インストールしてみたけどうまくいかず、Z2 のドライバをデバイスマネージャーで再インストールしようとしたけど「最新」とはねられ、あれこれゴニョゴニョしたら、次に実行した時はなぜかうまくいきました。何だったんでしょうか…。

前置きが長くなりましたが、「shell@SO-03F:/ $」と表示されたら次の2行を入力です。

settings put global tether_dun_required 0
exit

どちらの行もとても大事。特に exit を忘れると、再起動後には元に戻ってしまう由。

で、これで結局うまくいきました。


蛇足:

しかしながら、docomoはなぜこんな嫌がらせみたいな(テザリング専用APNに切り替える)仕様をいつまでも続けているのでしょう。この設定をやめた機種もポツポツ出てきた、というニュースもこないだ流れていたようですが、まぁ、こういうとナニですが、ホントdocomoってク (ry

ソニーがちゃんと日本市場向けに非MNO仕様(つまりMVNO用SIMフリーの)端末を出してくれれば何の問題もないと思うんですけど、MNOにしばられているんでしょうね。気付いたら国内市場も海外勢にやられてた、なんてことにならないですかね。これまでそんなような歴史を繰り返してきたと思うんですけどね。

もうすぐ発表される次期 iPhone に FeliCa が乗っちゃったら、おサイフのために国内版Xperia とiPhone の2台持ちをしている俺みたいな人間は、FeliCa 付き iPhone とFeliCa なしのSIMフリー Android 端末でいいやって話になっちゃうかも。

2台持ちしてなくても、おサイフケータイのために Android 選んでた人が相当数 iPhone に行っちゃうでしょう。

次期 iPhone 発表まで、あと4〜5日。


追記:

よく考えたら Ubuntu とも linux とも関係ない話になってますね…。

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Sep 05, 2016

2016/08/11

Huawei Mediapad T2 7.0 Pro LTE を使っています

Huawei Mediapad T2 7.0 Pro LTE。いやー、長い名前。T2と略します。

先月、秋葉のヨドバシにフラリと立ち寄った時、たまたま展示してあるのを見て、で、値段を見て、すぐ欲しくなって、ポイントも消化したかったし、買おうと思ったけど在庫はなくお取り寄せ(しかも入荷予定不明みたいなことを言われた)。しょうがないから製品を少しいじって、その場を立ち去りました。

品薄ですね

帰宅して、在庫がある通販の店がないか探したけど、ないんですねー。特にホワイト。秋ヨドの店頭で見たのがホワイトだったのと、以前買って今も使っている Mediapad X1 7.0 は、ホワイトを買ったつもりでなぜかネイビーをポチるという痛恨のミスをしてしまい…だから今回はホワイトが欲しかったんです。

でもない。またホワイトが買えない。でも欲しい。

仕方なく、ホワイトの次に白い(笑)ゴールドをターゲットに探したら、数少ない「在庫あり」表示の中から安かったノジマオンラインで購入しました。夜注文、翌日夜に発送されて、あっという間に届きました。

SIMカードが間に合いません

SIMがなー、nanoなんだよなー。なんでnanoなの?

X1はmicroなんですよ。X1はmineoのカードを挿してるけど、当然micro。T2はX1の置き換え用に買ったので、nanoにしなきゃならない。切り替えには2000円程度の手数料が掛かると記憶していたので、そんなんだったらいったん現行の契約は解除してしまって、スターターキットを安く手に入れてnanoで新規契約しちゃった方が安くて話が早いのではないかと考えました。

スターターキット、ヨドのポイントがたくさん余っていたので、1000円で購入。驚いたことにこれもすぐに届きました。夜10時ごろポチったら、翌日午前中に発送、午後には到着です。ヨドバシがある街の周辺では、この手のモノは本当に即日配送なんですね。

ところがオーダー直後、諸々の手続きについて調べるのにmineoの公式ウェブを見ていて、イヤーなものを発見してしまいました。

mineo2周年! なが〜いお付き合いキャンペーン
http://mineo.jp/campaign/cp_20160601_1/

ことしの5月末までに会員になっている人を対象に、

  1. 全員にエントリーコード2個プレゼント
  2. 新しく端末を購入した人にamaギフ2000円分プレゼント
  3. SIMカード交換した人にamaギフ2000円分プレゼント


だったら俺、別にエントリーパック必要ないし、番号変えずにほぼタダでnanoに切り替えられる。というので、ヨドバシさまに商品を返品できないかという相談をすることになったのでした。

一方、SIM交換にはそれなりの時間と不通期間が伴う、というのも2ちゃんなどの書き込みで分かっていたので、ヨドバシとのやりとりを開始する前にmineoでの手続きは開始しまいました。

因みにこのキャンペーン、2016年12月26日(月)までだそうです。

ヨドバシはネ申

ヨドバシで買ったmineoのエントリーパックに話を戻します。

結論からいうと、未開封ということであっさり返品できることになり、配達された時の緩衝材付き封筒に、指定された送り先と差出人の住所のラベル(というか普通の紙)をしっかり貼り、必要事項を記入した紙を同封してしっかり封をして、郵便局で重さを測ってもらって送料を払い発送。翌日到着した旨、メールが届き、後日無事ヨドバシポイントは戻ってきたのでした。

この手の返品はいままで経験がなかったけれど、いろんな意味でヨドの通販はすげーなと思ってしまうわけです。返品の条件、返品の可否、手続きなど、ウェブに載っている情報についてもろくに調べもせず、かなりあれこれメールで質問し(少し電話も)、きちんと答えていただきました。

これだから最近はamazonよりはヨド、って感じの俺なんですが。

液晶保護シートは貼りました

X1の時は最初から液晶に保護シートが貼ってあって、買ったシートをムダにしてしまったので、今回は必要なら後から買うというスタンスで臨んだのですが、T2には保護シートは貼ってありませんでした。結局、ポンパレモールでポイントを使って購入(店はビッグスターってところ)。後から貼ることになりました。

ちょうど、ポケGOを屋外でやる!という痛切な用途が発生してしまい、我慢できずに汚れと皮脂をベッタリ塗ったくり。4日ほど経って保護シート(ray-outの指紋防止/光沢)が届き、アルコールが入っているウェットティシューなどで汚れを拭いて、エイヤとシートを貼ったら思いのほかキレイに貼れました。

あんまりうまくいったので、調子に乗って、汚れが目立ってきていた xperia Z2 の保護シートも交換(非光沢だったから汚れが目立っていた)。同じようにアルコール入りウェットティシューで拭いて(シートの中も結構汚れるんですね!)光沢のシート貼ったら、まるで新しく買った端末のように見えてきて、すごく得した気分になりましたwww。

いいところも悪いところもあります

このモデルって「値段の割にこのパフォーマンス!」ってのがテーマなんですよね。そういう意味では期待通りといっていいと思うんです。多くを望みすぎなければ。俺は満足しています。バックドア問題もアタマの片隅によぎらなくはないけど、これとて既にX1を使っている身からすれば、恐るるに足らず(と言ってしまっていいものか…)。

いいところ①
指紋認証。精度をどこまで信じていいのか分からないけど。iPhone6sで使ってて便利なのは分かっていたけど。

いいところ②
対応バンドの幅広さ。国内はもちろん、国外(俺がよく旅行する台湾や香港)でもLTEが結構使える(はず)。iPhone6sと同じような全方位外交的バンド数。グローバル版のxperiaもこれくらい徹底してくれると、手を出しやすくなるんだけどなぁ。

いいところ③
画面がきれいなところ。写真表示がどうとかいうよりは、dマガジンで雑誌を読む時にきれいに表示されることの方が重要。それからホームアプリはさっさと自分の好きなのに買えてしまったけど(Lightning Launcher)、それ以外の部分のUIがそれなりにシャレオツを意識したものになっていて、悪くないです。

よくないところ①
タッチの感覚が変なこと。文字入力のスワイプの時とか、画面などのスクロールの時に、意図しない反応をすることが頻繁にあり、これはソフトウェア側の調整で何とかなるだろうに、と思います。これは真面目に困る。真面目に何とかしてほしいと思う。

よくないところ②
スピーカーがプアすぎること。電話の受話器部分と共用(というのは知らずに買った)。ここで削られたか! って感じ。X1がモノラルだけど結構ちゃんと鳴るのに比べると、非常につらいものがある。

よくないところ③
X1ほどは電池の持ちがよくなさそうなこと。「並み」とはいわないけど、画面がHDになった分は悪くなった気がする。でも、基本いいんですよ。スマホに比べれば。ポケGOには強い味方。スマホに比べると当然重いんだけどね。

余談ですが

ひとつ重要な問題があって、Androidのバージョン。6に上げてほしい。「んー、そういうのちのちのコストを削ってこの価格で提供してるんですよー」とか言われそうだけど。

品薄状態はいまも続いているらしく、でも通販だけじゃなくて実店舗を丹念に回れば確保は可能、という声も目にします。通販で買うと決めたら、あまり値段の比較をせずにサクッとポチった方がいい状況もあるみたいで、「在庫あり」の文字を発見してねちねち考えていたら在庫なしになった、みたいな嘆きも読みました。

そうそう、docomoのギャップフィラーが設置してある俺の職場で夜中にスピードテストしてみましたけど、mineoのLTEでDLが93Mbps出ましたよ。そんな数字が出るmineoもmineoなんだけどね。

昼間もよろしく頼むよ。mineo。

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Aug 11, 2016

2014/06/14

Android のロケット

タイトルからは何のことやらさっぱり分からんですが、過日、Xperia Z(docomo版)の通知ドロワ(正式名称は何っていうんでしょう?)に、ロケットのアイコンが付いた「新しいアップデートがあります」「タッチしてダウンロード」という見慣れない通知が出てきました。Google Play のアップデート通知とは違います。何だろうこれは、と思ってつい触れてしまい、何かがダウンロードされてしまいました(滝汗)。

でも寝る直前だったので、あぁあと思いながら、そのまま寝てしまいました。

そして昨日、再び同じ通知が出てきたので、今回はよくみてみたら「Twitter」アプリのアップデートだと言っています。でも俺、「Twitter」という名前のアプリは使ってない。これは引っ掛けだな…と思って、実行中アプリをみても、それらしいものは見つからず、気味が悪いったらありゃしない。Xperia の通知ドロワはスクショを撮れないからここにさらすこともできないのが残念だけど、「すべて削除」ボタンを押したら、その通知も消えてしまいました。

多少、あの「ロケット」に思い当たる節があって、怪しげなアプリや要らないものはざーっと削除してみました(無料ナンチャラとかそんなに怪しいものは入れてないつもりだけど、ユーティリティ類で過剰とも思えるパーミッションを要求するものがあった)。しばらく様子をみようと思いますが…こういうところはやっぱ Android の泣き所なのかな(iOS との比較)。ただ、だからといって Android から離れようとは思わないけどね。

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(Jun.14, 2014)

2013/09/06

続・docomo SO-02E (Xperia Z) のSIMロック解除

今週末はほぼ1年ぶりの台北ということで、SIMロックを解除した Xperia Z がきちんとアンロックされてるかどうかを試してきます。

数日前、docomoショップを2軒回って、万が一トラブルが起きた時のために「SIMネットワークロック解除PIN」が知りたいから教えてくれ、と言ったけど、結局教えてもらえませんでした(知っとかないと大変なケースがある事情については「docomo SO-02E (Xperia Z) のSIMロック解除」参照)

最初に行った店は、どちらかというと無愛想で対応に柔軟性の感じられない男性担当者(副店長)が「docomoの代理店担当窓口に聞いたけど、その都度払いだす番号だからここでお教えできるものはない」という。「でもそしたら、入れたSIMが有効にならなくて端末がドコモのセンターと通信できない状態でそういうことが起こったときは、どうすればいいですか? それぞれの個体に固有のPINがないとシステム成り立たないんじゃないですか?」って聞いても、きちんとした答えが返ってこない。

いい加減イライラして、その窓口とやらの担当者に直接話がしたい、と言ってもそれはできない、の一点張り。親身になって対応する姿勢がどうも感じられないそいつに、捨て台詞を吐いて店を後にしました(以前別の用件でその店に行ったときは、店員の話が埒が明かなくてdocomoの担当者に変わってもらったことがあったから、直接話をさせないというルールはないんだと思う)。

2軒目ではかわいい女の子が一生懸命調べてくれたけど、「きちんとアンロックできてれば、本来そういうことは起こらない」というお定まりの返事が帰ってきて挙句「トラブルが起きた時の具体的な対応についてショップ側から問い合わせる先が分からず、docomoの窓口をたらい回しにされている」と怖ろしい告白をされました。

docomo、本当に大丈夫なんでしょうか。そもそも、こちらもどういう仕組みでこのアンロックが実現し、どういう理由でトラブルが起こっているかという情報がないから、こちらも的を射る質問ができないのが悪いのですが、トラブルが実際に起きている(とネットに情報がある)からこういう質問をしているのに、あんまりじゃないかと思っちゃいます。

こういう会社が本当にスマホをオペレーションしてていいんでしょうか。spモードメールのアプリひとつをとっても、とてもじゃないけどdocomoがスマホの世の中を理解しているとは思えない。そんな会社が「土管になりたくない!」と散々駄々をこねて、ついに iPhone を出すことにしたらしいから、逆に注目しちゃいます。iPhone に docomo 謹製クソアプリの数々が載るんでしょうか。

これで3大キャリアからそろって iPhone が出るのだから、 日本もオーストラリアや香港や台湾みたいにSIMフリー化しちゃえばいいのに。てか、早いとこ義務化しろよな、と思ったきょうのニュースでした。

話は元に戻りますが、果たして台湾兄貴のSIMカードをギュギュっと差して、Xperia Z は動いてくれるでしょうか。結果は改めてご報告します。




追記:

桃園行きの便が出る前に、ついに docomo 151 に電話。「SIMネットワークロック解除PIN」は事前にはお教えできません、とあっさり言われた。やはり「教えてくれた」対応が特別なものだったようで。でもそんなもの、なんで教えられないのか理解できません。一括で買ってる端末だから俺のものだし、SIMアンロックの手数料も払っているのだから、その手段を開示しない理屈がないと思うんだけどね。

今回の件でまたほとほと docomo が嫌いになりました。iPhone 5S が出てもパケ代とかはほかほど安くしないらしいし、んだったらやっぱり SBM に行くよ、と思ってしまいます。

話を戻します。

台北での「実験」は、結論から言うときちんと期待通りに現地SIMでデータ通信やテザリングまでこなすことができました。 トラブってdocomoのサポートに凸電することを夢見て?wいたのですが、実にあっさり。

夜遅い便での到着だったので桃園の台灣大哥大(Taiwan Mobile, TWM)カウンターは当然のごとく閉まっていて(お姉さんは2人いたけど「closed」と冷たく言われた)、金土は24時までやっている台北市内の直営店(台北林森北二直營服務中)に駆け込み、通話とネットし放題のプランをゲット。APNを聞いて入れたらいとも簡単につながって、とてもよかったです。

店のお兄さんの名札を見ると「實習生」と書いてあって、確かにいろんなことが抜けていたり手続きが足りなかったりしたんだけど、取り敢えずつながったからいいか、みたいな感じでした。

ついでにテザリングも心配の種だったのですが、問題なくできました。docomo 151 のお姉さんに「docomo 以外の SIM を差している時のテザリングは sp モード強制云々の問題は起こらない」 と言われてはいたけど、不安だったんです。これもまぁ、よかった。

そしてさらに、「iPhone 4S (SBM版) + iOS 6.1.1 JB + GPP」の端末に TWM の SIM を挿しましたが、こちらも問題なく通話と 3G データ通信ができました。「ローミング」に設定するのと APN の再設定を忘れないことが大切(俺は特に後者のやり方がよく分からなくて困った)。

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Sep.06, 2013(追記:Sep.08, 2013)

2013/05/01

docomo SO-02E (Xperia Z) のSIMロック解除

docomo SO-02E = SONY Xperia Z を使い始めて、きょうでちょうど1カ月経過しました。GWは海外に行く機会がなかったけど、今後のいじり倒しの都合もあるので最寄りの docomo ショップでSIMロックを解除してもらってきました。

お値段は税込3150円。

日本国内で docomo の回線を使っていると、たとえ mopera で使っていてもテザリングの時は勝手に sp モードのテザリング用APにつながれてしまうというので、たとえSIMロックを解除して、海外の現地SIMを挿してもテザリングできない可能性がある、と以前から言われていたので、どうしようかと考えていたのですが、某巨大掲示板で「大丈夫だったというツイートがあった」というのを見たので、きょうやってきました。

■ 石野純也さんのツイート
https://twitter.com/june_ya/status/304897040549281792

■ Jun Shimada さんのツイート
https://twitter.com/shimajiro/status/302018897866014721

SO-02E に関してはdocomo以外のSIMが挿さってる時はspモードに切り替わることはない、ということのようです。

docomoショップでは、店員のだれも手順の詳細がよく分からないというので、docomo本陣に電話して聞きながらの対応。電話番号を確認された後、同意書にサイン。店員が電話アプリでIMEIと思われる文字列を確認後、電源を落として黄色いSIMカードに挿し替えてブートし、何かごにょごにょ(画面にダイアログが出ていて、IMEIようの文字列を入力していたもよう)。再度リブートしたら「はい、完了いたしました」と言われた。

同意書には「一度解除したら再ロックはできない」と書いてあったので、現地SIM挿してAPNとかの設定すれば使えるようになるんだと安心していたら、どうもそうではないのではないかという疑いが。

Samsung 端末の話ですが、オールリセットでSIMロックが復活してしまうケース、「SIMネットワークロック解除PIN」の入力を求められるケース(docomoショップの店員の「粗相」という指摘あり)などがあるらしいです。はたして Xperia Z、俺の個体ではどうなんでしょうか…。

■ ドコモにSIMロック解除でしてやられた件
http://blog.livedoor.jp/shin_nom34/archives/51842468.html

■ SIMロック解除したドコモのGALAXYを海外SIMで使おうとする方へ
http://blog.goo.ne.jp/clausewitz1780-1831/e/036fed0ffb7c0721ff769ad21a69b2c2

■ Xperia Zでmopera U経由のテザリングができた理由
http://xperia-freaks.org/2013/02/16/mopera-tethering-2/

■Xperia Z SO-02E、こんな感じで外道に王道に使ってます。
http://darkcube.fkgt.net/?p=2018

秋ごろに台北辺りで試してみようと思います。

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(May 01, 2013)

2013/01/09

Xperia Sola MT27i の root 化 (下)

 (上)  の続きです。


 (下) 
 ICS にすると Root MANY ANDROID が付いてくる!

これを使って root を比較的楽に取れるらしいです。ついこないだ知りました。それまでは面倒くさかったので、もう中華フォントでもいいやという気分だったのだけど、読んでると作業は楽そうなのでトライしてみる気になりました。

■ Root MANY ANDROID v.18
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1886460

これについては、これからトライするので、後日追記します。


あっさり失敗しました。原因は分かりません。もしかして対策されちゃったのかな…どうもビルド 6.1.1.B.1.54 に上げちゃうと、このツールの力が及ばなくなるみたいです。ガッカリ。

■ Xperia solaを新ビルドバージョン(6.1.1.B.1.54)にアップデートしてみた
http://hacker7.blog65.fc2.com/blog-entry-354.html

この方は「SU権限が取得できませんでした」と書かれています。しかし、しかし、下の方の「関連記事」に超気になるトピックを発見!

■ Xperia solaでroot取得(ビルド 6.1.1.B.1.54)
http://hacker7.blog65.fc2.com/blog-entry-355.html

なんと素晴らしい。某掲示板に道が示されている、と教えていただきました!

## 以下引用                                                                              ##

760 : 忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/05(水) 22:42:52.57 ID:CREIG4lK

更新したら若干電波の掴みがよくなったかな?

それよりrootとれないのがつらい

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/06(木) 03:28:22.71 ID:Qob3elCo


>> 760

xdaにroot化の方法あがってたよ。ざっくり書くと
①ttp://d-h.st/YyD ←ここから.10と.54のカーネルを落とす
②.54にアプデした状態で、Flashtoolで.10のカーネルを焼く
③再起動するとフォントとかが真っ黒になってるけど、気にせずBin4ry氏のrootedバッチを使う
 (復元時の確認のホップアップも真っ黒でわかりづらいので注意。黒いとこの右下タップすればおk)
④Flashtoolで.54のカーネルを焼く。再起動するとroot取れてる

763 : 忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/06(木) 06:48:20.91 ID:JfduFjYN


>> 762

サンキュー 

## 以上引用                                                                              ##


まだ話は続くことになりました。

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ここから追記。

①の http://d-h.st/YyD にあるアーカイブには、.54 と .10 のカーネルをそれぞれ .ftf 化したものが同梱されていて、それを普通の ftf を焼くのと同じ要領で Flashtool で焼いてやるといいのです。「Fastboot mode」ではなく、「Flashmode」です(こういうものを用意してくださった皆さんに感謝感激です)。

で、762 の手順通りに作業は進みます。1つだけ、.54のカーネルを焼きなおす④の処理はしていません。再起動の時に「ソフトウェアをアップデートします」とか何とか言われて強制アップデートされた気がします。でも root は取れたままだったので、これでいっか、という感じでした。

とっとと zram.sh をSDカードに退避して、あとは「Font Installer」というアプリでフォントを変えました。しかし、Yahoo! Japan のニュースアプリのボールドの部分とかは、何か書体が変なままでしてね…。ICS はフォントの扱いが少し変わってるみたいなんで、追々調べていくつもりです。


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さらに追記。

zram 問題ですが、どうも動作がかったるい局面があってよーく調べてみたら、取り除いたはずの zram_start.sh が2箇所にあった。ファイラーで root 以下全検索すると /system/bin になぜか復活している。一度、SD card にバックアップを取って削除したつもりだったのに。それとも何かの拍子にバックアップから復活した? と思ってよーく見たら、ES Explorer の「ルートオプション」のところにある「/, /system を書き込みでマウントする」というチェックを入れずに作業していたようで、消したつもりが消えてない、という感じだったようでした。


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さらにさらに追記。

上記④の手順をやらなかったわけですが、あのあと使っているとしつこく .54 へのアップデートを勧められるようになりました。システム情報の表示ではちゃんと .54 になっているけど、アップデートの有無のチェックはカーネルをみて判断してるんですね。

結局夕べ、④の手順もちゃんとやらせていただきました。

Developer option -> USB debugging -> checked
Developer option -> Stay awake -> checked
Security -> Unknown Sources -> checked

です。Developper じゃなくて Developer なのか…。


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(Jan.07, 2013、追記 Jan.09, 13 and 18, 2013)

2013/01/06

Xperia sola MT27i の root 化 (上)


珍しく Windows から書いてます。作業は Windows7 Ultimate (64bit) でやったからです。

SONY Mobile XPERIA sola MT27i というのを、去年(2012年)9月に台北の光華数位新天地で買いました。買った店は、その前の年の9月に同伴の友人が ST17i を買ったのと同じ店です。保証とか細かいことはやってくれないけど、他よりは安いです。

で、MT27i ですが、台湾バージョンなのでフォントが例によって「中華フォント」で、これを変えるために、rootを取らなきゃならない。年賀はがきの作業もそっちのけで MT27i の作業に着手しました。Android ICS の zram を無効化したい、というのも root 化の理由の一つです。

MT27i はあまりメジャーとはいえない機種なので、意外に作業手順のデータが少なくて、結局最後は多少手探りになっちゃうみたい。まずはどう作業を進めるのか、などをまとめると…


 (上) 
 PC Companions の一時ファイルを種にオリジナル ftf ファイル生成 

初期状態にいつでも戻れるように、オリジナルの ftf ファイルを生成してキープしておきたいわけです。その方法も、この半年くらいでぐっと簡単になったというか、ツールの進歩があったみたいです。その辺が、ちょっとググったくらいでは分からなかったのだけど、備忘録としてここに残しておきます。

まず、SONY 謹製 PC Companions の一時ファイルから ftf ファイル生成の種を取得できると知りました。

■ PC Companion からftfが作れない?そんなことはないんですよええ。 
http://thjap.org/android/738.html#beginner

この後、ftf ファイルを生成せなあかんのですが…以前はここからの作業が面倒で root 化を避けてきたのですが(そして今回はひと通りその面倒な手順を踏んでみて失敗した)、ダウンロードしておかなければならないのは FlashTool だけで、手順もぐっと簡単になってました。ざっくり書いておきます。


① PC Companion の一時ファイルからファイル3つを抜く

ファイル名などはビルドなどで異なる可能性大だけど、うちの場合は次のようになってました。

FILE_279066729 (63,706 bytes)
FILE_279395803 (15,064,229 bytes)
FILE_279397695 (368,769,464 bytes)

これをどこかのフォルダにまとめて置いておきます。


② FlashTool で ftf ファイル作成

■ 【NX・acro HD】ftfファイルを作る(FlashToolを用いた「OSのみ」初期化も可能)
http://xperia-freaks.org/2012/03/19/make-ftf/#more-7262

主にここの方法で ftf ファイル生成。焼きも最後の方の内容通りにやらせていただきました。

FlashTool を起動しました。使ったバージョンは v0.9.9.0 build on 2012-11-13 22:53:30 というものです。作業は次のような感じ。

1) メニューの Tools - Decrypt Files を選択
2) ダイアログの Source Folder: の右にある [...] で <1> で作ったフォルダを指定
3) FILE_で始まるファイルを3つとも [→] でFiles to convert の方に移して [OK] する
4) ①で作ったフォルダの中に沢山ファイルができる
5) Bundle Creation のダイアログが出てくる
6) Folder list の simlock.ta と partition-image...MBR.sin を除いた全てを選択
7) Firmware content に移す(移す前は Content という項目だけが入っている)
8) 樹状リストができる
9) ダイアログ右上の3項目を適宜設定して [OK] (後々分かるようにきちんと設定)
10) 作成開始してしばらくするとログに「Finished bundle creation」と出て終了

ConvertTool なるツールは一切必要ありませんでした。その分、作業は簡単になってます。


③ ftf ファイルを焼いてみる

FlashTool の雷ボタンを押すと Mode Selector が出てくるので、Flashmode を選んで [OK] すると、Firmware selection のダイアログが出る。さっき作った ftf ファイルが選択されていると思うので、ダイアログ右上の Wipe のチェックボックスを好みの設定にして [OK] して作業開始。

この Wipe チェックを外すと、ユーザデータがほぼ守られるもよう。これで試してみて、再起動後も一応ちゃんと動いてます。ただ、これで Relock したりできるのかは分かりません。boot loader unlock をやってもいないし、今回の root 取得で unlock が必要なのかどうかもよくわかっていないのです。


■ Xperia sola Relock&アップデート手順
http://mobix.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/xperia_sola_75b.html
■ Xperia Sola(MT27i)をICSアップデート
http://blog.livedoor.jp/yuzukoshou_91/archives/20056155.html


話は  (下)  に続くことになりました。

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(Jan.06, 2013、追記、追々記 Jan.07, 2013)




2012/06/03

Android x86 で radiko/raziko は目下使えない

これは今後、状況が変わる可能性もあるんで期待したいんだけどなぁ…現時点では「物理的にムリ」って話に落ち着いてるみたいでして。

Android x86 は仮想マシンにかなりあっさりインストールできました。SDK の仮想 ARM マシンとは動作速度は比較になりません。ところが…(ためしてガッテン風に)

今回、これをあれこれ試すのに新たなことをいろいろ学びました。

1).apk ファイルをインストールするのには Dropbox が楽

メールだといろいろ面倒だけど、まずウェブの Dropbox で Dropbox のクライアントを落としてインストールしてしまい、あとはアプリ版に移って適当に落としてインストールしてしまえばいい。捨てアドで登録しとけばいろいろ安心。Radiko/raziko 関連のほか ES file explorer なんかも入れました。

2)別に ICS は要らないから Android 2.2 を選んだ

去年の秋ごろに 2.2 仮想機に raziko 入れたらあっさり動いた、と書いてあるブログエントリーを発見したもんだから、その通りにやってみようと思って。

3)ところが Radiko 公式がインストールすらできない

raziko はあっさりインストールできたのに、どう手を尽くしても Radiko 公式は「インストールされていません」みたいな意味不明なメッセージを残してインストールに失敗する。

4)Radiko 公式は最近 ARM 用バイナリに依存するようになった由

だからどうあがいても x86 では動かないわけだ…依存関係?をみてインストールさせなかったわけだね。俺は2ちゃんでその話(4月10日の投稿)を発見したんだけど、発見してくれた方、本当にありがとうございました。でもこういうことになると、Android x86 だけじゃなくて SDK の?高速化が図られたという r17 とかもダメなんでしょうかね。

ちなみにファイル名は libRadikoSmartPhoneExtra.so というものらしいです。

5)それでも .apk を強制インストールしてみた

なんと Android x86 はさっくりコンソールを使えるようになっているということも学びました。

Alt + F1 … Android GUI からコンソールモードに
Alt + F7 … コンソールから Android GUI に

しかもいきなりルートなので、 .apk をダイレクトにシステムフォルダに放り込める。

# cp /sdcard/download/hogehoge.apk /system/app

コピーしてリブートしたら、弾かれていた Radiko 公式や NHK らじるらじる公式も強制インストールできてアプリのところにアイコンが現れました。ところが…(再びガッテン風に)どちらも動かない。起動しようとすると強制終了の憂き目に。らじるらじる公式も Radiko 公式と同じライブラリに依存してるんでしょうかね。

これから x86 アンドロイド機も世に出回る可能性は高いから、そうなったらいつまでも今のままではいかんという話になるんじゃないかなぁ。あるいは逆に、Windows / Linux / Mac で使わせないようにするために現状を放置するか。コマンドラインで聞くことすら拒んできたクソ Radiko だから、もしかしたら…

6)強制インストールしたアプリは強制アンインストール

Radiko 公式はちゃんと /system/app から削除しとかないと、raziko が機能する NHK 3波(R1/R2/FM)のストリーム再生すらできなくなってしまいます。NHK だけ聞けても、という人がほとんどだろうけど、聞けないよりは聞けた方がいいよね。すでに述べたように NHK 公式は動かない。TuneIn Radio も動かないからね…まぁ、Android で聞く動機は希薄なんだけど。

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ついでと言っては何ですが、Android x86 上のハードウェアキーエミュレーションは次のようになってることが分かりました。うちの iMac late 2009 に付いてるキーボードではうまく使えない感じなんだけどね。


power key → End / F6
home key → Home / Win
menu key → Context menu
phone → F3


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(Jun.06, 2012)

2011/10/09

050 plus を「非対応」の Android 端末で使う

iPhone で 050 plus を使っています。SBM なので「電波が弱いよ」「帯域足りないよ」っていうピピピっって音が鳴り続けるからうるさい。でもそれを我慢すれば電話代はアホみたいに安くなる。ホント、アホみたい。

詳しくはこちら。

■ 050 plus ホーム
http://050plus.com/

で、当初、このサービスはSBMを内側から突き崩すNTTグループの刺客とか言われてたけど、NTT Com は docomo を含めたグループ内に話をまったく通していなかったことが分かって、2度びっくりさせられました。Android 用のアプリも出す!って言ってたのにちっとも出ないから「さすがに圧力掛かったかな」「もうムリかな」と思っていたらつい先日、Windows 用と同時に登場しました。

問題は Android 版ではあるけどアプリが、NTT Com が決めた「対応機種」以外では 050 番号の取得をしようとすると「対応していない」といってはねられること。数多い Android 端末の中でも、対応機種はごく一部に限られているのが現状で、俺が持っている1台もしかり。なんだよー、これだけのために root 化して機種偽装しなきゃならんのか…と思っていたら、ちゃんと道標はありました。

■ 050plusのAndroid版非対応機種
http://blog.goo.ne.jp/050plus/e/05f91cdacc4e9ea7971044433c1573c0

要は、iPhone や他の Android 端末、あるいは WindowsPC で取得した番号とパスワードさえあれば、050 plus をインストールできた端末ではほぼ使える、ということでした。

次のブログに、画像入りで丁寧に説明してあるので、参考になるかもしれません。


■ SH-03Cに「050 plus」を設定してみる
http://blog.goo.ne.jp/hajiyomi/e/7f102f0626badc88506a1fda18a410a7

電池を食うことを恐れずにアプリを常駐させておけば、普通の電話と同じように着信します。Wi-Fi 接続時も 3G(b-mobile)接続時も同じ挙動でした。同時使用は不可だけど、複数端末で同じ番号を紐付けできるので、iPhone でも Android でも同じ番号を使うことができるのも(2台持ちの人には)メリットです。


追記
実際に使ってみると、上りが遅い回線では音が途切れてかなりつらいということが分かりました。Wi-Fiならいいんだろうけど、b-mobileとかだと場所や時間帯によってはつらいかもしれません。

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(Oct.09, 2011、追記:Oct.10, 2011)

楽天モバイルを台湾で使ってみた

GWに、久しぶりに台湾に赴きました。コロナ禍の間に延命していた台湾大哥大と中華電信の回線のうち中華電信の方を失効させてしまい(なぜ中華電信だけ失効したんだろう)、今回の滞在は台湾大哥大と楽天モバイルの2回線で賄うことにしました。テザリングでAndroidスマホ1台とiPad、Ma...