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2020/11/14

macOS のアップデートがインストールできない

えぇ、ちょっと前から macOS のアップデートが普通に適用できなくなってました。使ってるのは、1カ月ちょい前に買った Mac mini (2018) です。

うちの場合は悪戦苦闘の末、hosts ファイルを少しいじっただけで、Big Sur がすんなりインストールできた、という経緯を書いています。


■ Catalina 10.15.7

「macOS Catalina 10.15.7アップデート」を適用しようと「今すぐアップデート」を押しても、数秒後「ソフトウェア・アップデートを検証できません」と出て、適用に失敗。「もう一度」 どころか何度やっても失敗する。


ネットに転がっていた「SIPを無効化してダウンロードされたファイルを (/Library/Updates をフォルダごと) 削除して、リトライ」しても同じように失敗する。

アップルのサポートには「セーフモード起動状態でのアップデートをまずはお試しを」とか提示されたのでやってはみたけど、当然撃沈。サポートの人は俺の案件に長いこと付き合ってくれたけど、結局「macOS の再インストール」を提示された。結局のところ、時間は掛かったけど、この時はこれで逃げ切った形になった。

でも、なぜこうしたことが起こってしまったのか、分からないまま。


■ Catalina 10.15.7 追加アップデート

これもやはり失敗する。追加アップデートとはいえ1.21GBの規模だから大したものだと思うけど、なだめてもスカしても、どうにもいうことを聞いてくれない。

macOS 再インストールでも解決できない。追加アップデートだから(インクリメンタルな部分しか公開されてないから)なのかなと思うけど、忙しくて時間がなくて、Apple サポートに相談することもできずに放置していたら… Big Sur が来てしまったではないか。


■ Big Sur 11.0.1

メジャーバージョンアップが適用できたら、インクリメンタルなアップデートなんてスキップできるからいいや、と思っていたが、まぁ何とも甘かった。

昨日(日本時間11月13日)の Big Sur 公開の時点でわが家の環境では 「Big Sur 11.0.1」 以外に「Catalina 10.15.7 追加アップデート」「Safari 14.0.1」が累積していた。

「macOS 復元」には cmd+R、cmd+opt+R、shift+cmd+opt+R の3種類があってね、なんて話は、こういうことがないと思い出さないけど、今回の Big Sur に関しては「その時点で適用可能な最新バージョンをインストール」できるという cmd+opt+R に最後の望みを託した。

(参考)
「macOS 復元について」
https://support.apple.com/ja-jp/HT201314

が、敢えなく撃沈。きょう(日本時間11月14日)午前の時点までは上がってくるのは Catalina だった。

まぁ、一か八かでこの Catalina を再インストールした時だと思うのだが、累積分(Catalina と Safari の分)は適用されたもよう。きちんと記録をとってなかったのはよくなかったけど、いつの間にかクリアされていた。


■ エラーログを見た

で、肝心の Big Sur は何度試みてもうまくいかない。今回も「検証できません」だ。ダイアログの文言はちょっと違っていて「macOSを検証できません」と言われる。



何が検証できないのかこのダイアログだけでは全く分からないのだが(いまをして思えば、なぜエラーコードとか出さないんだろう)、ふとインストーラーのエラーログをみられるのを発見した。

最後の部分のエラーでプロセスが終わる部分をみると、"Personalization failed" "The signed AP ticket could not be found" などの文字列がみえる。なんだ、何でもっと早くログを見てみようと思わなかったのか。ここを手掛かりにあれこれ検索したら /etc/hosts にある URL "gs.apple.com" への ip アドレスがどうもその時々で変わるっぽい、ということが分かってきた。

(参考)
MacRumors forum
"unable to do incremental macos update"
https://forums.macrumors.com/threads/unable-to-do-incremental-macos-update.2183540/

(参照)
Apple communities のディスカッション
"update mac os mojave 10.14.6"
https://discussions.apple.com/thread/250570059

自分のマシンの hosts ファイルをみると、既に1回 gs.apple.com の行がコメントアウトされていて、その上の行に別の ip アドレスが指し示されていた。

怪しい、怪しい。コメントアウトされていない方もコメントアウトして、再起動したら… Big Sur のインストーラーは止まることなくインストールが進み、苦節36時間(のうち6時間×2は睡眠、12時間は通勤と仕事)を経て Big Sur がインストールできましたとさ。

多分 Catalina のアップデートも、この hosts の中の記述が原因だったと思われるんですよね。上に掲げたディスカッションの中にも「Time Machine からリストアされた」というくだりがあって、古い hosts がそのまま生き残ってしまうのが問題になったのだろうと思います。

あと /etc/hosts の実体は /private/etc/hosts のようです。


■ mac には nano もインストールされていた

うちの mac には多分プリインで nano が入ってました。vim は嫌いで苦手でよく分からないから、nano が入っていたのは本当に助かった。そのことを知った(思い出した)のは Apple の公式 FAQ にそうしたことが書いてあったからなんですが。

(参考)
「hosts」ファイルを確認する
https://support.apple.com/ja-jp/HT201442

…まぁ、何にしろよかったですわ。Parallels Desktop 上の Win10 もちゃんと動いてるし。でも、ウィンドウとかダイアログの角が丸くて気持ち悪い。これ、慣れるのにしばらく時間かかりそう。


■ Apple のサポートは丁寧だけど

あとそうそう、Apple のサポートはとても丁寧でいいんだけど「エラーログを見てみてください」なんて一度も言われたことない。次からはサポートにコンタクトとる前にエラーログをみることにします。はい。



(追記)


あらためて書くけど、エラーダイアログにはエラーコードくらい出してくれと。この「最初からやり直せ」も気になる。これではおそらく多くの人が同じことを繰り返して同じように憤死する。

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Nov 14, 2020
Nov 15, 2020(追記、スクショ追加)
















2017/06/20

Parallels の誘惑

一つ前のエントリで「Parallelsは捨てました」と書いたのですが、昨日だったかParallelsから25%オフにするよ、というメールが届いてました。まさかここで「捨てる」と書いたからではないと思いますが…。

それによると

①標準エディション単発購入 3975JPY
②プロエディション定期購入 3975JPY/year

という2つのプランが提示されています。

①の単発で買って「またアップグレードかよ」といいながら毎回金を払うくらいなら、②のサブスクリプションプランに切り替えて、しかも標準エディションより高い機能(64GB vRAM/16 vCPUをサポート)を享受すればいいのでは、という話らしいのです。このマシン(MacBook Pro 15")は4コアしかないCPUだし、RAMだって16GBしかないから関係ないんですけどね。

6月27日までの期間限定。結構、心が揺れてます。

でもまぁ、アップグレード保証の②をサブスクライブしちゃうと、来年からは5300円払うことになるわけですよね。来年も3975円ならいいんだけどね。

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Jul 20, 2017

2017/06/13

MacBook Pro 15" (2016) with mac OS Sierra

iMac (late2009) が壊れる前にと思って MacBook Pro 15" (2016) を 2017 モデル発表の2日前に買いました。笑ってください。衝撃でした。まぁ、でもポイント込み込みで相当安く買ったし、新モデルは値段も上がったし、今回はあまり根に持たないことにします。

新型はSSDもメモリも15〜20%くらいパフォーマンス上がってるっていうから、ショックはショックなんですけどね。俺がMacに期待する用途は基本的にあまり関係ないと思うけど、仮想PCで動かす Windows10 のパフォーマンスには直接的な影響を与えるんだろうなと想像しています。

一つよかったことがあるとすれば、AppleCare+ for MacBook Pro 15" に入ることができたことでしょうか。必要なのかどうか分からないけど。お守りですから。


■Parallelsを捨てました

と、ここまでは前置き。

iMac は mac OS を El Capitan で止めていました。Sierra に急いであげる理由もなかったし、Parallels Desktop も12に上げないと動かなくなるらしく…。ところが MBPは自動的に Sierra になっていて、とうとう Parallels を捨てるかアップグレードするかしかなくなったので、思い切って VirtualBox に乗り換えることにしました。

だってさー、こうやって延々(大して使いもしない Windows のために)Parallels に金を貢がなきゃなんないのバカバカしいじゃん。今回も5k円くらい飛んでいきそうだったので、もういいや、ということです。次に何か新たな事情が発生するまでは、捨てます。

本当のところをいえば、もうひとつ持っている VMware Fusion 6(笑わないでください)のアカウントを生かしたいところなんですが(たぶんパフォーマンスは VirtualBox より上だろうし)、この先どうなるか(フリーの VirtualBox よりも)分からない VMware を使い続けるのも何だかなーということで、VirutualBox を選んでいます。

(追記:VMware Fusion は5月に8.5.7がリリースされているのが最新みたい)

さらに、Parallels のVMはもともとそれほど多くのアプリを入れていたわけではなかったのでひとつずつチェックして(ライセンス関連の処理をしたり、捨てるものは捨てたり)、Parallels のVMは捨て去る決心をしました。

当初、Parallels の仮想HDDから VMware Fusion の仮想HDDに変換して、さらに VirtualBox に持ってくるべくあれこれやってみたのですが、なぜか起動するとうまくいかず、断念。Parallels の仮想HDDのイメージを(UBCD か何かで)実体のあるストレージにコピーして…みたいなことはできないかとか考えましたが、そこまでするなら Parallels のVMは捨ててしまった方が楽だという結論に達したのです。


■VirtualBoxにライセンスを移動

MBP上のVMの Windows10 はクリーンインストール。どうにかして Windows10 のライセンスを動かさなければなりません。

ポイントは、2016年秋の anniversary updates で実装された、デジタルライセンスを介した?ライセンスの移植。おかげで、最大のヤマであるライセンスの移動が存外にスムーズにいきました。

いまや Windows10 はクリーンインストールのためのisoイメージが、公式サイトで公開されているのですね。Windows7 からアップグレードする時に作ったリカバリを使う手間すらなく、isoファイルを直接VMにマウントして、ちゃちゃっとインストールが完了しました。

ここから先は、取り敢えず普通にマイクロソフトアカウントでログインできるようにして、さらにローカルアカウントを設定…とまぁ、寿限無寿限無的な手順を経るわけです。その寿限無寿限無の部分が、価格.com の掲示板にポストされていて、本当に助かりました。直リンが認められるのかどうか分からないので、ここに掲げることは自粛しますが、

windows10 ローカルアカウント デジタルライセンス site:kakaku.com

とかググっていただければたどり着けるんじゃないかと思います。たぶん一番上のエントリです。猫猫にゃーごさんという方、ほかの皆さんに大感謝です。

で、最終的に「いまあなたはこのPCを使っているのですか?」と聞かれ、ParallelsのVMに付いた名前の選択肢をクリックすると無事、アカウントの移動が完了するというわけです。すげー省略。


■快適じゃん(予想よりは)

メモリ特盛りの iMac late 2009 + Parallels で動かす Windows10 より、使い物になる感じで動いてくれてます。ストレージがSSDであることは多分に影響しています。ただ、発熱がすごいんですよ。起動した途端、みるみる温度が上がっていきます。

デフォルトではビデオの3D/2Dアクセラレーションがオフになっていて、そのことに気付かずにしばらく使っていて、こんなに VirtualBox って使えないのかって思ってました。たとえば(一番大事な) Microsoft Mahjong がまともに遊べない。牌をクリックしても反応してくれない。反応するまでに6〜7秒掛かる。お話にならないんですよ。で、あれこれ見直す中で、3D/2Dアクセラレーションをオンにしたら普通の感覚でプレイできるようになりました。めでたしめでたし。

ところがです。数分で中の温度が80℃を超えるところまで上がってしまいます。たまりかねて、HDD Fan Control の設定を変えて、もっと早めに回転数を上げるようにしました。それでもうるさいんですけどね。

で、Mahjong を起動しない時は別に 3D/2Dアクセラレーションは要らないわけです。俺の場合。同じHDDを使う VirtualBox の設定を2つつくって、Mahjong を使わない時はアクセラレーションオフの設定でVMを起動しています。そうするとMBPの温度も大してあがらず、ストレス少なめです。ちなみに、3Dはオンにせず2Dだけアクセラレーションをオンにした時も、温度上昇は大きかったと思います。

で、そろそろ iMac はわが部屋から撤去することになるわけですが…さっきこっそり Parallels の Windows10 を起動したら、まだ起動できました。いつまで怒られずに起動できるのか見てみたい気もするけど、それでライセンス違反に問われてもバカバカしいしな。

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Jul 13, 2017

2014/06/03

vmware Fusion 6 upgrade

2つ前の投稿で「VMWare Fusion は高い」って書いたけど、今月25日までは Fusion 6 も十分 competitive かもしれません。

Parallels Desktop 9 のアップグレード版は価格.com最安が4,195円(6月3日夜現在)。比して vmware Fusion 6 のアップグレードが6月25日までの期間限定ながら直販サイトで4,060円(国内では直販しか入手ルートがないようにみえる)。

vmware  の直販サイトは、アメリカのページを開いても日本向けサイトに勝手にリダイレクトされてしまって、アメリカ国内でいくらで売っているのか知りたくても簡単には分からなかったんだけど、敢えてグーグル先生に翻訳させてみたらリダイレクトされずに見ることができて「$34.99」と書いてありました。



まぁ、USD 35 x JPY 102 = JPY 3,570 程度の値段と考えれば、まぁいいかと。

でも国内の4,060円って、税別かな税込みかな。



税込みでした。

それから、Fusion 6 は Snow Leopard にはインストールできません。がーん。まぁ、今年秋には新しいバージョンが出るという話がありましたが、うちは取り敢えずまだ Snow Leopard なので、Mavericks にするのが先です。


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(Jun.03, 2014)

2011/06/18

VirtualBox 4.x で Mac OS X 10.6 Snow Leopard (Core i7 編)

Core2Duo マシンの VirtualBox 4.x で Mac OS X Snow Leopard が動いたという話はこないだ書きました(ここ)。で、少し暇ができたので、うちに届いたマシンでやってみることにしました。

簡単にマシンの諸元を。

ASUS P8Z68-V Pro
Core i7-2600K
RAM 16GB
HGST 2TB 7200/64MB cache
HGST 2TB 5400/32MB cache

これに目下、Windows 7 Ult64bit と Ubuntu 11.04 64bit 版を入れてます。で、手始めに Win7 の方で、以前と同じメソッドで VB4 に OS X 10.6 を入れてみようと試みたのですが、Empire EFI から OS X のDVDを読み始めた時点でハングしてしまいます。

ちょっと頭を抱えたけど、ググッてみたらとある英語のサイト(場所を忘れた)に「i3 や i5は iBoot を使うといいよ」と書いてある。日本語のページを対象に検索したら、次の場所が見つかりました。


■ iBoot を使って MacOS X 10.6のDVDを起動する
http://www.insanelymac.com/forum/index.php?showtopic=219970


iBoot をダウンロードするのに、iBoot のサイトの会員登録をしなきゃならなかったです。それで Empire EFI の時と同じ要領でインストールしたら、とりあえずインストールは完了しました。インストール完了後、1度目のブートでりんごの下の車輪がずーっと回っていたから、リセットしてリブートしたら、その後は順調に初期設定が始まって、起動しました。

あ、iBoot のイメージファイルから毎回起動するので、iBoot は切り離してはいかんです。もしかしたら、/Extra とか Chameleon とかって文字が見えます。ここら辺がカギになりそうなんですけどね。

■ How to Install Chameleon 2.0 RC1.
http://www.ihackintosh.com/2009/04/how-to-install-chameleon-20-rc1/

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(Jun.18, 2011)

2011/05/24

VirtualBox 4.x で Mac OS X 10.6 Snow Leopard


世の中ってすごいなと思うけど、仮想マシン上で Mac OS X が動いちゃう。しかも、方法さえ分れば意外に簡単。

ライセンス違反だそうなんで、あくまでお試しでやってみました。うちの初期型の Core2Duo では重くて使い物にならないし…当初は、故障中の iMac のハードディスクからデータを吸いだすのに使う USB の HDD を HFSplus にフォーマットしたかったというのもありました(これは結局、Mac friendly な Western Digital My Book Studio を購入して会社の Mac でジャーナル止めて解決したのですが)。

でもインストール段階から、バックグラウンドで何か音楽鳴ってるし、iTunes でウェブキャストとか再生しても取り敢えず音は鳴ってます。CPUパワーの問題とか解決できれば(たとえば Core i7 機とかなら)十分実用になっちゃうのかも。HFS のジャーナリングは外すべきか、否か。

あれこれさまよって挙句、一番参考になったのは次のブログエントリーでした。

VirtualBoxへのMac OS X 10.6インストールリポート(Empire EFI編)
http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/h/a/r/harubaru368/osx2.html

筆者も他のエントリも見えないからどういう方が書かれてるのか 分かりづらい部分もありますが、基本的にこの通りでした。USBのHDDは認識してくれてないのですが…何でだろう。myHack は本家から最新版をDLして使用しています。

これで、修理に出す「1カ月から2カ月」(Sofmap)の間に何か困ったことがあったら、世話になれるかな。世話になるったって、せいぜいディレクトリ構成がどうなってるとかそんな程度の話だと思うけど。まさか iPhone の iOS アップデートをこれでやらせるのは難しいし。あ、Stickies のメモの中身を読み出すという重要な任務があったのを思い出した(データはバックアップ取れてるからね)。

ふらっと、Mac mini の値段調べをしたりもしたんですけどね。

あとそれから、例によって日本語変換はことえりを捨てて Google  日本語変換に変えたのですが(ATOK 持ってるけど常用するわけでもないしね)。キーボードが普通のPC用なんで日本語オンオフどうすんだろ、って思ってアイコンクリックしたら、ちゃんとショートカットありました。

ctrl+shift+[J] でひらがな
ctrl+shift+[K] でカタカナ
ctrl+shift+[:] で半角英数

これは iMac が戻ってきてからも使える…かな?

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(May 24, 2011)

しかし Firefox 4 x Ubuntu 11.04 でこれ書いてるけど、なんでこんなの重いの??

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