ラベル davfs の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル davfs の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016/05/23

Ubuntu MATE を再インストール

元々はWindows 7 Home Premiumが入っていたPCがあります。買ってすぐにUbuntuを入れてラジオ録音に使っているので、Windowsのライセンスは死蔵状態ではあるけれど、10に塗り替えとかないと有料になるらしいので、せっかくだし、HDDを大きくしてWin7を入れなおし、そこからWin10にアップグレードすることにしたのです。

Ubuntu も入れ直し。旧HDDからのシステム移植は諦めて、まっさらなところから入れ直し。その記録です。

しかし Windows ってインストールもアップグレードもむちゃくちゃ時間掛かりますねぇ。何なんだろう。関係ないけど。

----

★ crontab

「crontab -e」で生成される一時ファイルに、旧システムで確保しておいた一時ファイルを上書きしてスケジュールを移植。取り敢えず成功しましたよ。普段、スケジュールの管理は gnome-schedule でやっていて、コメント欄(description)は引き継がれなかったけど、数十件ある録音のスケジュールはそっくり移植できました。

もっとエレガントな方法、あるのかな。たぶんあるんだと信じてる。

追記:
コメント欄は cron 自体とは分離して gnome-schedule が管理しているらしく、「# JOB_ID_1」のようなコメントのようにして付いていて、gnome-schedule の方で合体して表示しているっぽい。

そこの管理が、無理矢理上書きのせいか混乱している。連番がきちんとつながらないんだと思う。やはり、もっとエレガントな方法を探さなきゃ、と思いました。crontab -e でいったん「JOB_ID」を全部削除したらどうなるんでしょうね。もっと混乱するかな。

★ rtmpdump

 再コンパイル。こないだやったばかりだから、これはスムーズに。例によって、Ubuntu MATE で削られている gcc やら何やらを入れています。

★ ffmpeg

 再コンパイル。これは実は久々で、苦労。しかも時間掛かるし、以前参考にしていた先人の知恵が環境の変化で頼れなくなっていて、新たなる先人の知恵を検索。

■ ubuntu14.04 にffmpegをインストールする
http://eco.senritu.net/ubuntu13-10_ffmpeg/

シェルスクリプトをコピペして、ちょこちょこ手を入れて使わせていただくだけ。本当にありがとうございます。手を入れたのは、

1) 作業場所は home ディレクトリにした
2) x264 の configure の時に言われるがままに「--disable-asm」追加
3) libvpx の make でエラー。必要ないので破棄
4) ffmpeg の configure のオプションから「--enable-libvpx」削除

途中でエラーが出ると面倒なので、コマンドをひとつひとつコピペして実行していたのですが、これって基礎知識なのかもしれないけど…コマンドとコマンドを「&&」でつないである部分は、ちゃんとつないだまま実行した方がいいんですね。最後の ffmpeg のコンパイルの部分で分かりました。

★ hddtemp / MATE sensors applet

 入れ替えた新しいHDDが、元々入っていたHDDより厚くてびっくり。小さい筐体の中でHDD周りの空きスペースが狭くなってしまい、放熱にやや不安が生じたので入れてみました。

★ 諸々のメディアプレイヤー

 取り敢えず mplayer SMPlayer VLC を入れました。

 このうち SMPlayer のインタフェイスをカスタマイズしていたんだけど、.conf の類をコピーしておらず新規インストールでやりなおし。Ubuntu 標準で入れられる SMPlayer はスキンとかの選択肢が少ないので、開発元オリジナルから再インストールしました。

★ xmllint

 何かをコンパイルする時に(多分 rtmpdump)xmllint が足りなかったので、ibxml2-utils を入れました。


 ---------------- これで民放ラジオの録音が可能に ---------------- 


★ MATE の実行形式を gnome のものに偽装

 gnome-schedule のコマンド実行を試すボタンが反応しないから変だなと思ったら、gnome-terminal がないのが原因でした。/usr/bin の MATE の実行形式のエイリアスを gnome のものにリネームして /usr/bin に。ついでに gedit なども。

mate-terminal -> gnome-terminal
pluma -> gedit
caja -> nautilus

★ box.com のストレージをマウント

 これも最近やったはずなのに、同じ所で引っ掛かる。「mount ~/hogehoge」すると「davfs2 にユーザが追加されていない」と言われたけど、確かに追加されている。でもマウントできない → 再起動したら大丈夫だった。

★ mozc with ibus

 ibus も再起動しないとアクティベートされなかった気がする。ちゃんとコマンドで restart すればよかったのかなと思うけど。

★ ウィンドウの「勝手に全画面化」抑止

 デスクトップでウィンドウを上の縁に寄せるとスナップしてしまうのを抑止。


によるとスナップしないはずなのだが、初期値が変わったのか。ここでは「有効にする」方法を示してあるので、その逆をたどります。dconfエディタで「org → mate → marco → general」の「side-by-side-tiling」のチェックを外す。

★ ターミナルで何かを実行する時のウィンドウの挙動

 ターミナル上でアプリケーションを起動した時に、アプリ実行終了まで実行する様子を見せたままにしたい時は「gnome-terminal -x hogehoge;hogehoge2 &」のように「」を最後に付ける。

----
(May 23, 2016、追記:May 24, 2016)

2016/04/18

さくらVPSのUbuntuをアップグレード

Ubuntu 12.04 LTS のままずっと使ってきてて、「14.04にアップグレードできます」というのがずっと出てきてたから、面倒になって14.04にしちゃいました。

データやらスクリプトやらのバックアップを取るのが大変。せっせとbox.comに移して、えいや!っとやっちゃいました。

Ubuntuのアップグレードって、結構失敗した経験があって怖かったんだけど、そこは進歩したんだな。何の問題もなく、いろいろすっきりしましたとさ。

気になっていたのは

1) crontab
2) codecs
3) xrdp
4) davfs2

など。

1と2は無問題。3と4はうまく環境が引き継げませんでした。

3) xrdp

ログイン画面までは出てくるんだけど、ログインに失敗するもんだから、ここの過去のエントリをたどって

■ Ubuntu Cmasa「xrdp再び」
http://ubun2.wiki.fc2.com/wiki/xrdp%E5%86%8D%E3%81%B3

にたどりつき、vino-preferencesを見る。(必要かどうか分からないけど)設定を見直す。で、うまくいかない。

さらに先人の知恵をたどり、「14.04」というキーワードで次のサイトにたどり着いた。

■ watariseinの日記「Windows7からUbuntu 14.04にリモートデスクトップ接続」
http://watarisein.hatenablog.com/entry/2014/12/29/145024

で、取り敢えず正常にログインできるようになりました。

4) davfs2

これはまだ解決してません。

追記:
解決。次の1行を実行し再度 mount 実行したらすんなり。

sudo chmod u+s /sbin/mount.davfs

※下記のエントリに記述
http://qubuntu.blogspot.jp/2016/03/boxcom-davfs2.html


追記:
5) icecast

うまく動かない。一番面倒そうなところがダメになってる。


6) fstab

特に問題なしでした。

----

Apr.18, 2016(追記:Apr.18, 2016)

2016/03/15

box.com を davfs2 を使ってマウントする

Ubuntu/MATEをいじってはいるんだけど、何か忙しくてここに書く暇があまりないのです。が、きょうはちょっと書いておいた方がいいなと思って書きました。

表題の2016年3月中旬時点での備忘録です。

まず最初に、何で困ったかって「302 found」という謎のエラーでマウントできなかったことです。手順自体は先人がちゃんと手取り足取り残してくれていたのですが、マウントする先の URL が変わってたってことなんです。

https://www.box.com/dav

https://dav.box.com/dav

実はこれで、3時間くらいあれこれ悩んであれこれ試して、遠回りしてました。そういや以前、nautilus で表示してたら突然アクセスできなくなって、調べたらURLが変わってたって話。その時は box.com 自身のヘルプだか何だかを見て設定変えたんだっけか。覚えてないけど。

で、先人の手取り足取りは次のサイトです。

■ make tech easier
How to Auto-Mount Box.net to Linux Desktop by Damien

この中の「Auto mount Box when you login」の部分です。ウェブではいろんな方法が紹介されていたけど、ここで紹介されていたのはマウントポイントをホームフォルダの中に置いているので、いろいろ楽かなと思いました。セキュリティ的にどうなのかは、分かりません。

01)davfsをインストール

sudo apt-get install davfs2


02)davfs2 グループに自分自身を追加

sudo adduser (自分のユーザ名) davfs2


03)ホームディレクトリにマウントポイントになるフォルダを作る

mkdir ~/hogehoge


04)davfsの設定をしまっておく隠しフォルダも作る

mkdir ~/.davfs2


05)設定ファイルを複写

cp /etc/davfs2/davfs2.conf ~/.davfs2


06)設定ファイルを一部書き換え

echo "use_locks 0" >> ~/.davfs2/davfs2.conf

※ あるいは「# use_locks 1」のコメントを外して「1」を「0」に


07)隠しフォルダに secrets というファイルを作る

※ 拡張子などは付けない

08)secrets に接続先とbox.comのID/PWを記す

https://dav.box.com/dav (ユーザ名) "(パスワード)"

※ 冒頭で書いたように接続先のURLは変わっている
※ パスワードは " " で囲まれている必要がある


09)secretsのパーミションを変更

chmod 600 ~/.davfs2/secrets


10)隠しフォルダに複写した設定ファイルの書き換え

<a> 24行目付近の記述を変更=コメントアウト

ignore_home       kernoops,distccd  # system wide config file only

#ignore_home       kernoops,distccd  # system wide config file only

<b> 35行目付近の記述を変更=コメントでなくす

# secrets         ~/.davfs2/secrets # user config file only

secrets         ~/.davfs2/secrets # user config file only


11)/etc/fstab を sudo で書き換え最終行に1行追加

https://dav.box.com/dav (マウントポイント) davfs rw,user,noauto 0 0

※ マウントポイントは絶対位置 /home/(ユーザ名)/hogehoge を表記
※ 保存終了後に nautilus を開くと「ファイルシステム」部分にフォルダ登場
※ ただしまだアクセスはできない

12)いよいよマウントしてみる

mount ~/hogehoge

※ うまく行かない時は secrets ファイルに書いた ID/PW をチェック

さらに場合によっては次の操作も必要(これを実行後にリトライ)

sudo chmod u+s /sbin/mount.davfs

↑ これは本当に必要な場面に遭遇 (追記:Apr.18, 2016)


※それでさらにうまくいかなかったので再起動したらうまくいった

13)ブート時の自動実行コマンドに次のようなものを登録

mount ~/hogehoge


----

Mar.15, 2016(追記:Apr.18, 2016)

楽天モバイルを台湾で使ってみた

GWに、久しぶりに台湾に赴きました。コロナ禍の間に延命していた台湾大哥大と中華電信の回線のうち中華電信の方を失効させてしまい(なぜ中華電信だけ失効したんだろう)、今回の滞在は台湾大哥大と楽天モバイルの2回線で賄うことにしました。テザリングでAndroidスマホ1台とiPad、Ma...