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2021/02/23

Adobe Flash が終わった

きょうは天皇誕生日。今回のテーマと何の関係もないようで、少し関係しています。

「Adobe Flash が終わった」なんて、いつの話をしてるのかと言われそうなタイトルだけど、個人的には Flash には早く終わってほしいと思っていたので、終了はよろこばしいと思っていました。

つい5時間ほど前までは。

先人が公開してくれた「radiko を録音するシェルスクリプト」を使って radiko の番組を録音していて、何度もここで話題にしていますが、コアの部分で Flash が使われていることに全く思いが至りませんでした。そのことに気がついたのが5時間ほど前、というわけです。

もう、大慌てです。

実は昨年後半は、リアルタイムの録音と並行して(放送終了のタイミングで)radiko のタイムシフトのデータをダウンロードするようにしていて、聴く時はそちらばかり聴いていたので、実害はあまりありませんでした。ところがです。LFの1番組だけ、タイムシフト録音の cron の開始時刻の設定を誤っていたことが判明したのです(松任谷由実のANNG、金曜22時開始なのに土曜の番組をタイムシフトで録音していた)。

きょうは(天皇誕生日で)休みだし、3カ月分溜まった ANNG の録音をまとめて聞こうと思って聴きだしたら、全然違う内容だったので原因を究明したらいろんなことが分かったという次第。きょうそういう機会を与えてくださった陛下にも感謝です。

で、2月19日の放送はタイムシフトで保護しました。12月の小林麻美がゲストの回、1月の吉井和哉登場の回がない。困りました。


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Feb 23, 2021

2016/05/23

Ubuntu MATE を再インストール

元々はWindows 7 Home Premiumが入っていたPCがあります。買ってすぐにUbuntuを入れてラジオ録音に使っているので、Windowsのライセンスは死蔵状態ではあるけれど、10に塗り替えとかないと有料になるらしいので、せっかくだし、HDDを大きくしてWin7を入れなおし、そこからWin10にアップグレードすることにしたのです。

Ubuntu も入れ直し。旧HDDからのシステム移植は諦めて、まっさらなところから入れ直し。その記録です。

しかし Windows ってインストールもアップグレードもむちゃくちゃ時間掛かりますねぇ。何なんだろう。関係ないけど。

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★ crontab

「crontab -e」で生成される一時ファイルに、旧システムで確保しておいた一時ファイルを上書きしてスケジュールを移植。取り敢えず成功しましたよ。普段、スケジュールの管理は gnome-schedule でやっていて、コメント欄(description)は引き継がれなかったけど、数十件ある録音のスケジュールはそっくり移植できました。

もっとエレガントな方法、あるのかな。たぶんあるんだと信じてる。

追記:
コメント欄は cron 自体とは分離して gnome-schedule が管理しているらしく、「# JOB_ID_1」のようなコメントのようにして付いていて、gnome-schedule の方で合体して表示しているっぽい。

そこの管理が、無理矢理上書きのせいか混乱している。連番がきちんとつながらないんだと思う。やはり、もっとエレガントな方法を探さなきゃ、と思いました。crontab -e でいったん「JOB_ID」を全部削除したらどうなるんでしょうね。もっと混乱するかな。

★ rtmpdump

 再コンパイル。こないだやったばかりだから、これはスムーズに。例によって、Ubuntu MATE で削られている gcc やら何やらを入れています。

★ ffmpeg

 再コンパイル。これは実は久々で、苦労。しかも時間掛かるし、以前参考にしていた先人の知恵が環境の変化で頼れなくなっていて、新たなる先人の知恵を検索。

■ ubuntu14.04 にffmpegをインストールする
http://eco.senritu.net/ubuntu13-10_ffmpeg/

シェルスクリプトをコピペして、ちょこちょこ手を入れて使わせていただくだけ。本当にありがとうございます。手を入れたのは、

1) 作業場所は home ディレクトリにした
2) x264 の configure の時に言われるがままに「--disable-asm」追加
3) libvpx の make でエラー。必要ないので破棄
4) ffmpeg の configure のオプションから「--enable-libvpx」削除

途中でエラーが出ると面倒なので、コマンドをひとつひとつコピペして実行していたのですが、これって基礎知識なのかもしれないけど…コマンドとコマンドを「&&」でつないである部分は、ちゃんとつないだまま実行した方がいいんですね。最後の ffmpeg のコンパイルの部分で分かりました。

★ hddtemp / MATE sensors applet

 入れ替えた新しいHDDが、元々入っていたHDDより厚くてびっくり。小さい筐体の中でHDD周りの空きスペースが狭くなってしまい、放熱にやや不安が生じたので入れてみました。

★ 諸々のメディアプレイヤー

 取り敢えず mplayer SMPlayer VLC を入れました。

 このうち SMPlayer のインタフェイスをカスタマイズしていたんだけど、.conf の類をコピーしておらず新規インストールでやりなおし。Ubuntu 標準で入れられる SMPlayer はスキンとかの選択肢が少ないので、開発元オリジナルから再インストールしました。

★ xmllint

 何かをコンパイルする時に(多分 rtmpdump)xmllint が足りなかったので、ibxml2-utils を入れました。


 ---------------- これで民放ラジオの録音が可能に ---------------- 


★ MATE の実行形式を gnome のものに偽装

 gnome-schedule のコマンド実行を試すボタンが反応しないから変だなと思ったら、gnome-terminal がないのが原因でした。/usr/bin の MATE の実行形式のエイリアスを gnome のものにリネームして /usr/bin に。ついでに gedit なども。

mate-terminal -> gnome-terminal
pluma -> gedit
caja -> nautilus

★ box.com のストレージをマウント

 これも最近やったはずなのに、同じ所で引っ掛かる。「mount ~/hogehoge」すると「davfs2 にユーザが追加されていない」と言われたけど、確かに追加されている。でもマウントできない → 再起動したら大丈夫だった。

★ mozc with ibus

 ibus も再起動しないとアクティベートされなかった気がする。ちゃんとコマンドで restart すればよかったのかなと思うけど。

★ ウィンドウの「勝手に全画面化」抑止

 デスクトップでウィンドウを上の縁に寄せるとスナップしてしまうのを抑止。


によるとスナップしないはずなのだが、初期値が変わったのか。ここでは「有効にする」方法を示してあるので、その逆をたどります。dconfエディタで「org → mate → marco → general」の「side-by-side-tiling」のチェックを外す。

★ ターミナルで何かを実行する時のウィンドウの挙動

 ターミナル上でアプリケーションを起動した時に、アプリ実行終了まで実行する様子を見せたままにしたい時は「gnome-terminal -x hogehoge;hogehoge2 &」のように「」を最後に付ける。

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(May 23, 2016、追記:May 24, 2016)

2016/05/17

rtmpdump をコンパイル

rtmpdump を使って録音しているネットラジオがどうにも不安定で、4月の半ばごろからは8割程度が失敗に終わる事態に至り、これはいかんということで Google 先生に伺ったら「こっち」と指し示していただきました。

■rtmpdumpの安定性を向上させる
http://qiita.com/yayugu/items/12c0ffd92bc8539098b8

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git clone git://git.ffmpeg.org/rtmpdump
cd rtmpdump
make SYS=posix
sudo make install
sudo ldconfig
----------------------------------------------------------------

手順自体はプレインだけど、mint MATE を入れる時は Ubuntu でコンパイルしたものをテキトーにコピーして使ってた気がするのです(もしかしたら nautilus synaptic でポチっとしただけかもしれない。実はよく覚えていない→調べたら実際にそうでした)。そんなわけで、少なくとも最近は何かをちゃんとコンパイルしたことないし、mint MATE をインストールして中身を大していじっていないから、コンパイルに必要な物はほとんど何も入っていないことが判明したのでした。

★新たにインストール

git
make
gcc

で、取り敢えず make してみるけど当然のようにエラー。

----------------------------------------------------------------
rtmp.c:60:25 fatal error: openssl/ssl.h: そのようなファイルやディレクトリはありません

 #include
----------------------------------------------------------------

そこでさらに Google 先生に教えを請うと次のようなお告げが。

■Linux Mint でrtmpdumpをソースビルド
http://raspi.webcute.net/2015/12/post-941/


★新たにインストール

aptitude

これがapt-get の代わりだなんて、初めて知ることになりました。さらにここに記述があり関係ありそうなものを導入してみました。

★新たにインストール

librtmp-dev

でも同じエラーが出る。そりゃ openssl とは関係ないもんね。うまくいかない。で、さらに直接 libssl を探して、かなりいい加減に次を導入。

★新たにインストール

libssl-dev

これを入れたらようやく先に進んで、実行ファイルなどができたので、既存の rtmpdump の実行形式を捨てて、新しいものをインストール(/usr/local/binに格納)。取り敢えずリプレイス完了。

しかーし、ここで一つ忘れていた。cron で実行すると、普通のターミナルと path が違ってるんだよね。この /usr/local/bin にはパスが通ってない。このことを思い出すのに10分掛かった。

スクリプトを書き換えたりパスを変更したりが面倒だったので、rtmpdump のシンボリックリンクを /usr/bin に放り込んでおしまいです。後は、ちゃんと期待通りの動作をしてくれることを祈るばかり。いまのところ大丈夫そうで、rtmpdumpが実際にストリームを食い始めるまでの待ち時間も短くなった気がします。

いつもながら、今回もお知恵を拝借した先人の皆さまに心から感謝申し上げます。バージョンアップが終わっている rtmpdump についてもあれこれ直しを入れてくださってるみなさんにも感謝です。本当にありがとうございます。

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(May.16.2016)

楽天モバイルを台湾で使ってみた

GWに、久しぶりに台湾に赴きました。コロナ禍の間に延命していた台湾大哥大と中華電信の回線のうち中華電信の方を失効させてしまい(なぜ中華電信だけ失効したんだろう)、今回の滞在は台湾大哥大と楽天モバイルの2回線で賄うことにしました。テザリングでAndroidスマホ1台とiPad、Ma...