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2021/02/23

YouTube Music から逃げられないかも…

えぇ、いつもながらの問わず語りです。

いま、YouTube Music のほかに Amazon Music Unlimited、Spotify、Apple Music の4つのサブスクを使っています。YouTube Music 以外はそれぞれ3カ月、5カ月、6カ月の無料期間なので、その間にクソ UI の YouTube Music から逃れなければならず、あれこれ試してみているのですが、それぞれのこれまでの評価をここで、使い始めた順にまとめておきたいと思います。

■ Amazon Music Unlimited

自分のライブラリと統合できない時点で、契約継続はないと思う。Amazon Prime 契約者としては、料金も手ごろだしレパートリーもそんなに文句はないし UI も悪くないから、多くを求めなければこれで全然問題ないじゃんとも思うんだけど、Alexa を使う上でも必須ではない気がするから、無料期間が終わったら Unlimited 契約は終了する予定。

以前、プライベートのライブラリをクラウドに置けるサービスがあったという話だけど、どうしてやめちゃったんですかね。

まぁ、Prime 会員をやめるわけじゃないから、Alexa で聞く程度なら無料版で十分かも。

■ Spotify

サービスとしてはクオリティが高くて、何より複数のデバイスをまたいでもトラックと再生位置が引き継がれて連続性が保たれるのはとても便利。PC、Mac、Android、iOS/iPad OS でも UX にあまり大きな差がなく、しかも自宅にある Google Home/Nest にも Alexa にもサクッと音を飛ばせる。もう、これで決まりかなと思っていた。

しかしながら、必須条件であるプライベート・ライブラリの「クラウド化」ができない。似たことができなくはないが、個々の端末にプライベートのトラックをローカルで置かなければならない(もしくはダウンロード)。しかもその UX がすごくよくない。無料お試しを始める前に情報収集をして、どんなもんかなと思っていたけど、Google Play Music の快適さとは全く比べ物にならない。残念ながら、有料契約には進めないと判断した。実はプレイリスト周りの仕様もしっくりこないんだよなぁ…。

■ Apple Music (とにかくヒドい)

Shazam(知人との話の中で Shazna と繰り返していたら「それ、わざと言ってるの?」と指摘された)が soundhound よりはるかにクオリティが高いと認識するに至り、その時期から Shazam に依存するなら Apple Music だなと思うようになった。家では Mac だし、iPad だしカーステの Bluetooth は iPhone が第一接続端末になっているし、何でいままで Apple Music に手を出さなかったのかとも思うのだが…使ってみたら、これが存外にひどい。

結構よく聞いている Maria João Pires をたまたま検索したのだが、検索結果がちゃんとヒットしない。ポルトガル生まれでブラジル在住のピアニスト。カタカナ表記が複数あり、検索エンジンが忖度してくれないと正しい結果にたどり着けないので、検索する時は元のスペリングが一番無難だと思っているのだけど、Apple Music はそんな事情にお構いなしでカタカタ表記が異なる2人のアーティストを示す。それぞれおそらくレコード会社がリリース時に使ったカタカナ表記そのままだ。

ほかの3サービスは「マリア・ジョアン・ピレシュ」(YouTube Music)、「マリア・ジョアン・ピリス」(Amazon Music、Spotify)と統一した表記でまとめられていた。

Apple Music の外国人アーティストとその楽曲の表記については、ユーザから結構批判を浴びている、というのは、何となく読んではいたが、それはまぁ Google Play Music でもそうだったし、と諦めていた。ただカタカナ表記の裏にあるオリジナルのつづりは、それぞれシステムで内包しておくべき情報で、Apple Music はそんなこともできていないのか、と暗澹たる気持ちになった。

しかもこの時、探していたアルバム「Complete Solo Recordings」が、どちらのカタカナ表記でも検索結果に現れてこない。ほかの3サービスはちゃんと表示してくれている。なぜそんな欠落が起きているのか理解に苦しむ。

さらに驚いたことに「maria joao pires complete solo recordings」と全情報を入力して検索すると、当該アルバムはヒットするのだ。決して持っていないわけではないのに、普通の検索でたどりつけない、ということになる。「7000万曲」とかレパートリーの広さを強調している Apple Music だけど、こんなところがそこここにあったとしたら誇大広告呼ばわりされても仕方がないではないか。

Apple Music はそれくらいひどいのだ。

そんなわけで、そもそも論というか音楽サブスクとしてのクオリティは、使っている4サービスで最低。しかもダントツで最下位という印象。ほかのアーティストについては分からないけど、自分が好きなアーティストのアルバムやトラックをきちんと管理できていないサブスクに耳を預ける気になりますか?

プライベート・ライブラリとの統合についても、可能ではあるものの分かりにくい。アップロードできないトラックがあって、その原因が分からない(同じアルバムでもアップロードできるものとそうでないものがある)。仕組みが複雑で、理解に苦しむ。これに関してもクオリティは低いと言わざるを得ない。クラウドで生きてきた Google のサービスの方がずっとセンスがいい。

そんなわけで、いいことないなという印象。とても残念。ただ、Apple Music の無料期間が終わったら Apple One で iCloud や Apple tv+ の契約と統合してサブスクライブを継続することは考えている。

■ 結局 YouTube Music は継続か

そんなわけで、プレイリストエディタがクソとか、トラック情報のエディタがないとかという問題は、いずれ解決されると信じて当面は YouTube Music を使い続けるしかないのかなぁと今は思っている。

こっちは 400 円足せば YouTube Premium の契約に移行する形でセットになる。それならこれも契約を継続していいんじゃないか、と思うようになった。Google の思うツボなのかもしれないけど、YouTube が CM なしになるのは大きい。

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Feb 23, 2021

2021/02/09

YouTube Music の UI は一向に改善されない

昨年(2020年)9月に Google Play Music からライブラリ類を移行して、既に5カ月経過した。この間、YouTube Music の UIに関する不満は一向に解消されない。「不満」は主にプレイリストエディタなどについてなのだが、


  1. トラックの複数選択ができない(削除、追加、曲順変更したい時に)
  2. 曲目リストがソートできない(曲名、アーティスト名、アルバム名で)
  3. 各トラックの属性を編集できない(曲名、曲順、アーティスト名、アルバム名 etc.)


というありえない拙さ。こんなに不便な状態がもう半年も改善されずに続いているなんて、信じられない。絶望的に真剣さが足りない。

ウェブのチャットでサポートに、改善するつもりがあるのか聞いてみても全く埒があかない。「ご意見は開発側に伝える」「フィードバックでご意見を送ってくれれば、開発側に届くので試してほしい」的なことを言われるだけだ。


一方、この5カ月の間にいくつかの変化があった。


YouTube Music は YouTube Premium の一部になった

へ? と思ったが、いつの間にか YouTube Music は単独契約ができなくなっているみたいで、「YouTube Premium に YouTube Music が付いてくる!」という売り方になった。こうして付録扱いになってしまったことが、いまの停滞の根本原因なのかもしれないと思う。

YouTube がCMなしになるのは歓迎するから、YouTube Music(アーリーアダプタ価格780円)から YouTube Premium (400円追加と書いてある)に移行する手はある、とも思うのだが…。


Spotify は代わりになれないと分かった

まず Spotify を試してみたが、自分のライブラリをクラウドに上げてサブスク分とフラットに扱えるとは言い難いことが分かった。パソコンにあるものをスマホの Spotify アプリで聞こうとすると、スマホにもえっちらおっちらDLしないと聞けない。それじゃ意味がないよね。これができると分かったら、Google から相当移行してくると思うんだけど、多分 Spotify も変えるつもりはないでしょうね。

お試し期間もあと1カ月半でおしまい。こちらは撤退ということになるんでしょう。音楽への愛情を感じるサービスに好感をもっていただけに、実はとても残念なんだけど…。


Apple Music が Google Home/Nest で聴けるようになった

これは大きかった。うちには Apple HomePod は1台もなくて、各部屋に Google Home/Nest 、ダイニングなどに Alexa があるんだけど、それらで Apple Music が聴けるようになったことは大きい。

たまたま過日、Shazam で Apple Music の「最大5カ月無料」プロモーションをやっている(注)のを発見したので、じゃぁ、というわけで試しているところ。

(注)2021年2月のはじめ現在。Apple 端末向けアプリ限定のプロモーションではないかと思われる。Android アプリでは同様の施策は確認できていない


ただ Apple Music も重大な不満がある。Google Home/Nest との親和性の問題だ。


  1. 通常のサブスクトラックは、Android からは飛ばせるが Apple 端末からは飛ばせない
  2. Radio の音をスマホ、タブレットのアプリから飛ばせない


一応、1. も 2. も PC や Mac の Google Chrome からは可能なので、逃げ道はあるのだが、YouTube Music が iPhone や iPad のアプリから普通に Home/Nest に音を飛ばせることを考えると、やはり不便すぎる。

だから、YouTube Music がUIを Google Play Music 並みに改善してくれれば済む話なんですよ…。Google さま、お願いだから5カ月の間に何とかしてください!

しっかし…Google Photo の裏切りなどを合わせて考えると、Google にはいろいろガッカリさせられる。

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(追記)

上記 2. の逃げ道探しをしてみました。

Android で再生している時は、Google Home アプリでミラーリングすれば Home/Nest に音をキャストできることは確認しました。いま敢えて Apple Music のアプリではなくAndroid 版 Google Chrome でサイトを開いて Radio の LIVE ストリーミングを再生してますが、少なくとも20分程度は Chromecast にミラーリング(転送)できています。端末の電池の消費はそれなりにあるだろうから、あまり効率的とは言えないし、自宅などにいるのであればパソコンからキャストする方が確実かとは思いました。

問題は端末がスリープに入った時にどうなのかですが、画面表示をオフにしても取り敢えず今のところ切れずに転送できています(あんまり書くと Apple にこの逃げ道を封じられたりしないか心配だけど…)。

もう一つの問題は、メールが届いたり電話が着信したりした時の着信音でして、これもミラーリング転送されてしまうんでしょうかね? と思って電話をかける実験をしてみたら、着信音は端末側で鳴り、通話している間は音楽の再生がミュートされ、通話が終われば音楽のキャストが再開しました。長時間通話していたらどうなるかまでは調べていません。

Feb 09, 2021

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Feb 09, 2021

2020/09/02

YouTube Music の UI がひどい

今秋にも Google Play Music が実質的に終わってしまうようで過日、

YouTube Music

にプレイリストやライブラリの情報を移行しました。YouTube に上がっている音楽をシームレスに聴けるのはメリットなのかもしれないけど、彼らはほかのことはどうでもいいと考えているようで、

プレイリストのエディタが実にひどい

驚いたことに、

トラックの複数選択ができない

複数選択ができないから、「アルバム1枚まとめて削除」とか「プレイリストの最後の方に追加した曲をまとめてどこかに動かしたい」とかといった、プレイリストエディタとしての基本的な動作ができないのです。

さらに

リストが曲/演奏者などでソートできない

トラックの情報の編集ができない

正直なところ、

移行するメリットがほぼない

GPM はアーリーアダプタ特典で780円/月で、YTM も同じ値段なんですが、いろいろ何とかしてくれないとほかのところに移ることになると思います。GPM にしろ YTM にしろ、ユーザとの対話に乏しいし、音楽への愛情とかUIへの気配りとかが足りない感じがするんですよねぇ。

まぁ、GPMのUIも少しずつ改善されて今にいたっているので(現状だってまだひどいもんだと思いますが)少し我慢はしてみます。

最有力候補は Spotify ってことになります。Google Home/Nest で固めちゃってるから Apple Music はないなと思ってますが、本当は 

Google Nest も進歩がない

から文句をいいたいことがあって、その最重要項目が alexa なら聴ける

radiko premium が聴けない

こと。お願いだから、

Google、もっとやる気だせよ


(追記)

声高に叫んでみたものの、非 Premium の Spotify のエディタも YTM と同じように ▽トラックの複数選択ができない▽曲名、演奏者名、アルバムでのソートができない−ということが分かりました。使えねぇな。

となると、もう YTM に何とか進化してもらうほかないのでありますよ。

(追記2)

気になって Spotify の Mac 用デスクトップアプリをインストールしてみたら、トラックの複数選択と移動などの操作がちゃんとできることを確認しました。曲名、演奏者名、アルバム名でのソートもちゃんとできます

気が楽になりました。もう Spotify でもいいかも。

しかも Spotify は、デバイス間で再生中の曲などの情報を共有して、デバイスを移ってもちゃんと続きを再生してくれるんですね…これって GPM にはありませんでした(欲しい機能だと思っていたけれど)。

(追記3)

最初に書いて3週間経ちました。プレイリストエディタは何も改善しません。まだGoogle Playのプリペイド分が1万円以上残ってるんですが、折れそうです。Spotifyにするかな…。ネットにもこれだけ悪口書いてる人がいるのに、このスピード感のなさは何なんでしょうね。

そういや Alexa さんは車載用ができました。Google Nest はまだですかね。しかも Alexa auto は Apple Music も対応してるじゃありませんか。ということは Alexa で Apple Music も可能ということなら、別に Apple Music でもいいってことでしょうか。

ホント、Google には色んな意味でがっかりです。先見の明がなかったってことなのかもしれないけど。(Sep 26, 2020)

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Sep 02, 2020

楽天モバイルを台湾で使ってみた

GWに、久しぶりに台湾に赴きました。コロナ禍の間に延命していた台湾大哥大と中華電信の回線のうち中華電信の方を失効させてしまい(なぜ中華電信だけ失効したんだろう)、今回の滞在は台湾大哥大と楽天モバイルの2回線で賄うことにしました。テザリングでAndroidスマホ1台とiPad、Ma...