いまの世の中、これだけメディアが多様化している中で、NHK-FMはクラシカル専門になればいいじゃないかと思うんだけど、そのつもりはないみたいだし、これまでも現在も Ottava は(一定規模以上でやっている)日本唯一のクラシカル専業局。ほかに代わりになるものが事実上存在しません。
いまの世の中、と言えば確かに、たとえば米NPRのクラシカル局など単にクラシカルを聞くだけなら山ほど選択肢はあるけれど、日本語で曲紹介をしてくれて、いつ聞いても日曜日の午後みたいな(注3)穏やかな雰囲気で軽く流しておける選曲の Ottava は本当にありがたい存在でした。スマホでも iMac でもストリーミング再生のアプリに最初にプリセットする局ベスト3に入ってました。
ネットで探した範囲では、特に休止反対署名みたいなのはないみたいだし、このまま消えてなくなってしまうのかと思うと、本当に残念でなりません。
発表が4月1日だったから、エイプリルフールの冗談だと言ってくれ、というようなことを言っているツイートもあったという話を読みました。2ちゃんねるの関連スレッドを覗くとコンブリオの最後の曲はエルガーの威風堂々と予測、みたいなことが書いてあって「あぁ、ありうる話だ」と思い、そして寂しくなりました。
最終日(6月30日)は夜まで仕事が入ることが確定していて、最後の瞬間を聞き届けることができません。
何とか考え直してくれないものでしょうかね、TBSさん。
(注1)「ラジオっ子」というには歳を取りすぎている40代後半です
(注2)たとえてみれば、という話です(散歩は特に日課とはしていません)
(注3)たとえてみれば、という話です(日曜の午後はTH100を聞いていることが多いかな)
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あと1週間で終了、というところで、ナクソス・ジャパンが事業を引き継ぐことが決まったとニュースになっていました。事業継承後は他社との共同運営会社設立、という運びになるそうです。
ITmedia news で読みました。
なんにしろよかった。これからも聞けると思うと、うれしいです。
(Jun.08, 2014、 追記 Jun.24, 2014)
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