2015/01/30

Ubuntu 14.04 LTS を今ごろ(1)

いやぁ、超久々。LTSメインで使ってるとこうなっちゃうんだなって思います。久々の(リアルPCへの)Ubuntu 導入です。

■ Time flies like an arrow.

Radiko と「らじる☆らじる」の録音に使っている、常時稼働PCは Ubuntu 12.04 LTS を使っていて、そろそろ変えたいと思っていたけど、OSを替えるとなると面倒だしそれなりの時間も掛かるし運用が止まってしまうから、ここまで放ってました。やっと、14.04 LTS 入れます。

この間に、AT40 '80s/'70s を録音するのに世話になっていた CFN Europe が、カナダ政府の予算削減のおかげで休止(事実上の廃止、2014年9月末ごろ?)に。オーディオの中継サーバは VPS に動かしたために、試行錯誤して入れたのに不要になったものがある。その「中継」さえ、radiko プレミアムの登場で不要になった。

ポッドキャストで落として見ていた CBS Evening News は昨年秋にビデオの配信を終了。NBC Nightly News も間もなくビデオ配信から撤退する旨、アナウンスメントが出ました。またひとつ、常時稼働PCの仕事が減ります。

■ 頼れる友、MATE 14.04

一方、Ubuntu はどんどん重くなって、Unity は相変わらず使いにくい。再び GNOME2 ライクになる何かを入れなきゃいけないのかなー、と憂鬱な気持ちになりました。つか、14.04 に果たして GNOME2 ライクにする道は残されているのか、と。

入れる対象のPCはざっと Pentium4(2.53GHz)、メモリ 500MB、HDD は 500GBと150GBくらい(2台)という構成。入っていた Ubuntu は 11.04。今となっては懐かしい STARDigio の録音に使ってたマシンです。古いっちゃぁ古いけど、そうムチャクチャ poor なわけでもない。だから大丈夫だろうと思って普通に 14.04 の日本語リミックス(i386)を入れたんだけど、何かアクション起こす度にジャージャー音を立ててスワッピング起こしてるっぽい。ビデオはUIのエフェクトがコマ送りだし、キー入力も使い物にならない。

これはかなわん、ということで、Xubuntu とか軽量系の導入へ向けて少し調べたところで「MATE」なるものがあることが分かりました。「めいと」じゃなくて「まて」なんですか? ちょっと待て? 最初から GNOME2 派生をうたってるだけに、インストール直後の画面に安心感があります。

Gihyo のページ(http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0348)によると、GNOME2 がデフォルトだったのは 10.04 が最後だったんですね。

■ シェルスクリプトなどを移行

日本語リミックスでない Ubuntu を導入するのは、サーバエディションを使わざるを得ない VPS 以来。少しずついろんなものを追加して、日本語リミックスに近づけています。

入れたものを時系列に並べると次の通り。常時稼働PCやVPSのリフレッシュの時に役立てたいなと思って記録するものです。

>> Jan.28
synaptic
gparted
gedit
GIMP
totem
VLGothic, Ume, IPA/IPAex などのフォント

眠くなって時間切れ。

>> Jan.29
ibus-mozc
言語サポート
rtmpdump (2.4+20121230.git)
mplayer (2:1.1)
gnome-mplayer
smplayer
libxml2-utils

主に radiko 関係のアイテムを整備。存外に簡単に再現できました。rtmpdump なども普通に synaptic で入れたもので大丈夫でした。

>> Jan.30
gnome-schedule
fcitx-ibus
ffmpeg

何も考えずに ibus-mozc を入れましたが、確かに「プロパティパネル」がウザい。画面の端になぜ固定できない。非常にウザったい。上記 Gihyo の記事には、fcitx-mozcの組み合わせをお勧めしてあるので、切り替えてみました。取り敢えず「プロパティパネル」が消えてくれてよかった。

そしてらじる関連のアイテム整備。

引っ掛かったのは ffmpeg でして、らじるの録音は ASF の一時ファイルを ffmpeg でm4a とか mp3 に変換してるんですが、そこで引っ掛かってしまうのです。

以前の書き込みをたどると、書いたことを自分ですっかり忘れていたトピックがありました。

★ Ubuntu 14.04 から ffmpeg が消えた
http://qubuntu.blogspot.jp/2014/06/ubuntu-1404-ffmpeg.html

ここからたどることにしました。お世話になっている「Ubuntuアプリのいいところ」のコマンドをそのまま使わせていただきました。

(ここです)
  ↓
★ Ubuntu 14.04にffmpegをインストールしてWinFFに設定する
http://ubuntuapps.blog67.fc2.com/blog-entry-633.html

ffmpeg で見慣れない(しかも意味の分からない)エラーメッセージが出ていました。libfdk_aac + aac_he を指定している時に、「-ac 1」を指定すると文句言われるみたいに見えます。以前から指定しても機能してないなとは思っていたのですが、エラーメッセージに気付かなかっただけなのかな、どうなんだろう。で、動作自体も何か不安定だし、rtmpdumpからパイプでffmpegにつなぐ処理はやめ。「-ac 1」処理もお蔵入りに。

モノラルにするには aac_he じゃなきゃだめ、という記述とかもあったんですがね。

あと、なぜか動かないスクリプトがいくつかあって、原因究明と手直しに若干手間が掛かりました。結局、カレントディレクトリがどうとか、パスがどうとかという原始的な問題だったみたいな感じです。

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(Jan.30, 2015)


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