そんな俺ですが、きょう部屋の模様替えをしていて標題 MP810 を別の棚に移設、たまたま Ubuntu 9.04 が起動している PC の USB につないでしまったのです。そしたら、頼みもしないのに HW を検出してドライバのインストールが始まりました。結果からいうと、代替ドライバでカラー印刷できました。Windows 並みか、考えようによってはそれ以上の簡単さでした。CUPS がどーたらこーたらとか言っていたのは、いまは勝手に中の人がセットアップしてくれてるってことなんでしょうか?
ただ、HW を検出した時に出てきたポップアップのリストの中には、MP810 の名前はありませんでした。ちょっとググったら Pixma iP4200 という機種のドライバで代替できるということが書いてあり、それを選んでクリック、クリック、で、取り敢えずテスト印刷まで終わった感じです(何回クリックしたかは忘れた)。
こちらの Debian 使いの方のブログ(それさえもおそらくは平穏な日々)には、MP610 用のパッケージを流用するという手順が書かれているので、それでもよかったのかもしれません。
あとはスキャナ(MP810 はいわゆる複合機)を使いたいのですが、本家フォーラム(Ubuntu forums)にこのことについてポストがありました。どうも解決方法はあるようで、SANE(Scanner Access Now Easy)という API があって、MP810 も「status:good」で動くそうです。「good」とは「the device is usable for day-to-day work」のことを意味し「Some rather exotic features may be missing」なんだそうです。解像度は2400DPIまでのサポート。
具体的にどうやったら使えるかは、これから頑張って追究してみたいと思います。
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【追記: dec.15.2009】
マットフォトペーパーに印刷しようとしてるんだけど、きれいに印刷されません。何だかインクをけちってるみたいで、色が超薄いんです。設定を変えればいいのかな…クオリティ高い印刷だと、ノズルの数とか細かい仕様の違いがモロに影響してくるのかもしれません。その仮定が正しければ、ノーマルクオリティの印刷しかできないということになりますね。A4の普通紙に写真を印刷した時は、確かにカラー画像だったけど高精細とは言えなかったしなぁ…。
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(dec.14.2009, dec.15.2009)