2009/03/26

凶暴な不具合:完全凍結

以前ほど騒がれなくなったかなと思う Ubuntu だけど、着実に進歩しているという実感があります。様子見をしつつも、たぶん9.04 も入れちゃうんだろうなぁ。

最近驚いたのは Wine (いまは ver.1.1.7 が入っている) でテキストエディタがほぼ問題なく動いてくれていること。使い慣れている WZ Editor ver.3 や フリーの VX Editor ver.0.6 、秀丸 をインストールして使ってみました。秀丸はアイコンの表示がおかしいのと(これは Wine の問題)、右端で折り返しがいまだにできなさそうだったので(ライセンス持ってるのに)ボツにしたけど、あとの2つはもう俺程度の用途ならネイティブの gedit とかとリプレースしてもいいんじゃないかと思うくらい、ちゃんと使えました(で、実際に GNOME での *.txt の関連づけを変更した)。

ATOK X3 との親和性にいまいち難ありなんですが([alt]+[メニュー] や [shift]+[←→↑↓] での領域選択などは IME を OFF にしないと利かない)、そこが分かってしまえば十分です。

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というのは表題とは何の関係もない前振りなんですが、実はいまメーンで使っている Ubuntu 8.10 が頻繁に完全凍結を起こすんです。メモリの異常やVGA関連の異常かなとも思ったんですが、memtest では何の問題も見つからないし マルチブートの 7.04 とかではそういう現象は起きないから、8.10 の「このインストレーション」だけの問題なんだろうと思ってます。あ、因みに このインストレーションは 8.04 からのアップグレードです。

「完全凍結」と表現してるのは、突然キーボードやマウスの入力をまったく受け付けず画面も止まってしまう状態で、[ctrl]+[alt]+[backspace] も [ctrl]+[alt]+[del] も 利かなくなる状態です(ほとんどの場合、キーボードの右上端にある CapsLock と ScrollLock のインディケーターが点滅している)。でも再現条件が何とも分からない。あまり頻繁に凍るから起動するのも怖くなって、いっそのこと最初から再インストールした方がいいかなとかいろいろ考えてます。

最初に疑ったのは、かなり extension を入れている Firefox3 だったけど、起動してもしなくても凍る時は凍るから、関係なさそう。次に疑ったのは miro ver.2 だったけど、この線もなしに。カーネル?のリビジョンについても、現存する5〜6種類(2.6.27 の 10〜14)のどれでも発生しうることが分かって関係なさそう。

最後、ふと怪しいかなと思っているのが fstab で NAS のフォルダをホームのフォルダにマウントしたこと。こんなことで完全凍結することなんてあり得るんでしょうかね? 取り敢えず NAS の電源を切って 2.6.27-14 を起動してこれを書いています。今のところ完全凍結はないんですが、いつまで経ってもよちよち歩きのドザー崩れユーザにはよく分からないです。取り敢えず凍らないうちに fstab から関連する記述を削除したから、次の再起動以降、成否が分かるでしょう。


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(Mar.26.2009)


(追記: Mar.26.2009)

再起動して30分くらい経ちますが、目下順調に稼働中(fstab の記述コメントアウト&NAS稼働中)。明日辺り、また fstab の設定復活して様子見てみようかと思います。

(さらに追記: Apr.06.2009)

結局、fstab は記述を変えてもダメな時はダメ。怪しいと思ったアプリも関与を確認できず。その後、x.org がおかしいのかなと思ったりしたけど、そうこうしているうちにあれこれアップデートやアップグレードがあって、そうこうしているうちに普通に使える状態に戻っていたんです。原因をちゃんと追及できれば、コミュニティにも貢献できたかもしれないのに、ドザ崩れの永久よちよちユーザにはたぶん…ムリだなぁ。

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