「凶暴な不具合:完全凍結」というタイトルのエントリを去年の3月に書きました。普段使いのインテル機(C2D)で普通に使っている最中にキーボードの num lock, caps lock などのインディケータが点滅してマシンが完全にフリーズしてしまう、という現象にずーっと悩まされてきました。Windows だとブルースクリーンが一瞬見えて再ブート、みたいな感じだったり。原因が分からないからにっちもさっちもいかず、メイン機だというのに、だんだん必要最小限の起動しかしなくなってしまいました。
memtest とかでは特に異常は見つからず、次にVGAがおかしいのかと思ってオンボのVGAから玄人志向の安いものに切り替えたけど、ダメな時はやっぱりダメ。そうこうしてるうちにわが家に iMac がやってきて、メイン機の座も奪われてしまったのでした。
確かな再現条件をとらえられないまま1年半が過ぎ、とうとう先日、マシン起動時のMBのスプラッシュが表示されたままで止まったり、それさえ表示されずに…という状況になって、これはいよいよMBお取り替えかな…と覚悟を決めました。GIGABYTE のマザーで ultra durable とか書かれてるのに、口ほどにない…と思ってたんです。
で、まぁ memtest では問題なしと出てたけど、どうせMB替えるなら外さなきゃいけないし、と思って 512MBx4 のRAMの半分を外して起動してみたんですよ。…ったら、何かとんだりはねたりせずに普通に動くじゃないですか。以前だまされたから、と思ってストリーミングをずーっと再生したりして試してみたけど、止まらずに動く。
さらに外してた2本をMBの元のスロットに戻してみた。止まらずに動く。あらためてやってみると、スロットの位置が電源ケーブルと交錯して、メモリをしっかりはめ込むのが難しかった。しっかりはめたつもりだったけど、本当はちゃんと差さってなかったか何かの拍子で接触が不安定になったか。単にそれだけのトラブルだった可能性が濃厚になってきました。
いままで浪費した長い長い時間はいったい何だったんだろう…と思うけど、今はこのPCが何の問題もなく稼働するようになったことの方がうれしい。でもって、メモリがちゃんと差さってるかを確かめるのは、昔も今も?自作PCのキホンのキなんだと痛感しました。
やっとちゃんと使う気になって、初めて(仮想マシン以外の)実機に入れてみた Ubuntu 10.04 …すばらすぃ! 起動が速い! UIがシックでいい! 壁紙が素敵! こんなに素敵なディストリがあるのに、Windows なんて要らないでしょ。マジで。
ただね…late 2009 iMac の 27' 2560x1440 のすぐ隣にいる DELL 2001FP(1600x1200)がいかにも poor で。来年の夏くらいにはこっちのディスプレイも新調してやんないとな。冬ボは使途決まってるし。iMac の中のVMの Ubuntu 10.04 をフルスクリーンで動かすと、そりゃもう圧巻です。
という、どうにもこうにもまとまらない雑感でした。
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(Sep.18.2010)
2010/09/18
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