Android x86 は仮想マシンにかなりあっさりインストールできました。SDK の仮想 ARM マシンとは動作速度は比較になりません。ところが…(ためしてガッテン風に)
今回、これをあれこれ試すのに新たなことをいろいろ学びました。
1).apk ファイルをインストールするのには Dropbox が楽
メールだといろいろ面倒だけど、まずウェブの Dropbox で Dropbox のクライアントを落としてインストールしてしまい、あとはアプリ版に移って適当に落としてインストールしてしまえばいい。捨てアドで登録しとけばいろいろ安心。Radiko/raziko 関連のほか ES file explorer なんかも入れました。
2)別に ICS は要らないから Android 2.2 を選んだ
去年の秋ごろに 2.2 仮想機に raziko 入れたらあっさり動いた、と書いてあるブログエントリーを発見したもんだから、その通りにやってみようと思って。
3)ところが Radiko 公式がインストールすらできない
raziko はあっさりインストールできたのに、どう手を尽くしても Radiko 公式は「インストールされていません」みたいな意味不明なメッセージを残してインストールに失敗する。
4)Radiko 公式は最近 ARM 用バイナリに依存するようになった由
だからどうあがいても x86 では動かないわけだ…依存関係?をみてインストールさせなかったわけだね。俺は2ちゃんでその話(4月10日の投稿)を発見したんだけど、発見してくれた方、本当にありがとうございました。でもこういうことになると、Android x86 だけじゃなくて SDK の?高速化が図られたという r17 とかもダメなんでしょうかね。
ちなみにファイル名は libRadikoSmartPhoneExtra.so というものらしいです。
5)それでも .apk を強制インストールしてみた
なんと Android x86 はさっくりコンソールを使えるようになっているということも学びました。
Alt + F1 … Android GUI からコンソールモードに
Alt + F7 … コンソールから Android GUI に
しかもいきなりルートなので、 .apk をダイレクトにシステムフォルダに放り込める。
# cp /sdcard/download/hogehoge.apk /system/app
コピーしてリブートしたら、弾かれていた Radiko 公式や NHK らじるらじる公式も強制インストールできてアプリのところにアイコンが現れました。ところが…(再びガッテン風に)どちらも動かない。起動しようとすると強制終了の憂き目に。らじるらじる公式も Radiko 公式と同じライブラリに依存してるんでしょうかね。
これから x86 アンドロイド機も世に出回る可能性は高いから、そうなったらいつまでも今のままではいかんという話になるんじゃないかなぁ。あるいは逆に、Windows / Linux / Mac で使わせないようにするために現状を放置するか。コマンドラインで聞くことすら拒んできたクソ Radiko だから、もしかしたら…
6)強制インストールしたアプリは強制アンインストール
Radiko 公式はちゃんと /system/app から削除しとかないと、raziko が機能する NHK 3波(R1/R2/FM)のストリーム再生すらできなくなってしまいます。NHK だけ聞けても、という人がほとんどだろうけど、聞けないよりは聞けた方がいいよね。すでに述べたように NHK 公式は動かない。TuneIn Radio も動かないからね…まぁ、Android で聞く動機は希薄なんだけど。
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ついでと言っては何ですが、Android x86 上のハードウェアキーエミュレーションは次のようになってることが分かりました。うちの iMac late 2009 に付いてるキーボードではうまく使えない感じなんだけどね。
power key → End / F6
home key → Home / Win
menu key → Context menu
phone → F3
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(Jun.06, 2012)
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